2016年12月24日土曜日

イリュミナティを含む影の集団(闇の勢力)がどんな時代にも「奥に隠れて」シナリオを描いて仕掛ける、その変わらざる仕組みが神示に見てとれます。(1)


 

 

『日月神示 覚醒と実践』

天変地異を乗り越え、神仕組みへの正念場

中矢伸一  徳間書店      2015/6/17

 

 

 

<いよいよ世界の大禊が祓いが近づいている!>

<日本人が変われば、世界は動く>

・「悪の総大将は奥に隠れてござるのぞ。一の大将と二の大将が大喧嘩

をワヤにする仕組み、もう九分通り出来ているのぢゃ」

しかし、と考えます。

 近年の力関係を俯瞰すると、ソ連という対抗馬が消えた世界における米国と中国の関係性(米ドル対人民元、米軍対人民解放軍)も、この神示にぴたりと当てはまりますから、不思議です。イリュミナティを含む影の集団(闇の勢力)がどんな時代にも「奥に隠れて」シナリオを描いて仕掛ける、その変わらざる仕組みが神示に見てとれます。

 

<日本創生で暗躍した「秦一族」は世界の創生にも関与した>

・その長さんから聞いたこと、それは古代中国からやって来たある豪族(一族)こそ、天皇家の祖であり、日本はおろか世界のすべてを統治・管理する集団であるということでした。彼らから見ればロスチャイルドやロックフェラーは今の世界を管理するために適した新興財閥という位置づけであり、この地球社会の管理を任されている人たちということになります。天皇家も財閥と言えば財閥かもしれないが別格であり、表向きの最高権威であって、もちろん世界を操作している奥の院でもないとのこと。

 この説(古代中国から渡来した一族が天皇家になったという説)、実は古くから日本で唱えられて来た説でもあります。

 

・その長さんいわく、複数の渡来系豪族の中でも、特に日本や世界の統治・管理で中心的な役割を発揮した一族がいて、それが「秦一族」であり、現在までの天皇家を守護し、宮内庁をコントロールしているのも、すべて秦一族の末裔だそうです。

 ちなみにヒッタイト帝国(紀元前16世紀、15世紀頃アナトリア半島を中心に栄えた国家)を構成したヒッタイト人、ハッタイト人が、秦一族へとつながる「秦氏の祖先」だと長さんは言います。以前は日本の歴史の教科書でも「ヒッタイト=ハッタイト文明」と表記されていたそうですが、いつの間にか「ヒッタイト文明」になり、ハッタイトの言葉は消えてしまいました。しかし厳密に分類すれば、このハッタイト人こそが秦一族の祖先なのだそうです。

 ヒッタイト人は軍事や政治に長けた集団であり、ハッタイト人は学問や技術に長けた集団だったと長さんは言います。ヒッタイト人はハッタイト人を守護し、ハッタイト人はヒッタイト人が戦争に負けないようにサポートする、そんな関係だったのでしょう。例えば「八咫烏」という歴史の表舞台に決して登場しないような影の存在も、秦一族の末裔であり、エジプトのピラミッドなどもハッタイト人が設計・指導したものだそうです。

 

・そう書くと、日本を創生したエリート集団は大陸からの渡来豪族なのかと単純に思われるかもしれませんが、この壮大な歴史絵巻には「プロローグ(序章)」があります。

 私の仮説ですが、ハッタイト人のルーツを辿れば、「世界最古の文明」と思われるシュメール人(シュメール文明)に行き着くのではないかと思われます。シュメール文明が滅びた後、入れ替わるようにヒッタイト=ハッタイト文明が勃興していることからも、それはうかがわれます。そして、シュメール人の祖先こそ、日本から世界へと出て行った「縄文人」ではないかと推測されるのです。シュメールは英語で「Sumer」と書きますが、最後に「a」とつければ「スメラ」となります。これは日本語の「スメラ(皇)」であり、もともとは日本のスメラ族がメソポタミアの地で文明を開いた可能性があります。

 日月神示の伝達初期の段階で降ろされた『上つ巻』第十八帖に、「この道はスメラが道ざ、スメル御民ぞ」という言葉が見えますが、仮にこれがシュメールの復活を表しているのだとしたら、すんなり理解できます。

 

世界文明の親玉・シュメール文明の祖は「縄文グループ」だった

・日本を出た「縄文グループ」が大陸を渡り、奥へ奥へと行った先がメソポタミアの地であり、そこでシュメール文明を興し、彼らがアトランティスの末裔と合流する形でふたたび世界へと散らばった、それが各地で文明を勃興、さらにその末裔らが世界へと散らばり文明や帝国を興し今日に至る。

 これが神霊から長典男さん自身が詳しく聞かされた、人類史の真実でした。

 その歴史的な過程で培った超技術(スーパー・テクノロジー)を継承したのがハッタイト人であり、秦一族やフリーメーソンといった「歴史を操作して来た集団」はすべてハッタイト人の流れだそうです。メソポタミアの地から東に向かった集団が秦一族となり、西に向かった集団がフリーメーソンになった、ただそれだけの違いという話です。

 話を整理すると、裏の勢力とか闇の勢力などと呼ばれるエリート集団も、その上部に立つ「奥の院」も、すべてその源流はハッタイト人・ヒッタイト人であり、さらにその源流はシュメール文明(アトランティス人との合体)であり、もっと遡ると、それらはすべて日本の縄文人であるという図式になります。

 

・そしてこの図式は、あの竹内文書による歴史観とも符合します。

 竹内文書は皇祖皇太神宮天津教の聖典です。それによると、世界の中心というのは皇祖皇太神宮であり、釈迦やイエス・キリストやモーゼをはじめとする世界的な宗教の教祖(開祖)はすべて来日し、世界王である天皇に仕えたとのこと。神武天皇から始まる現在の皇朝を「神倭朝」と呼び、それ以前に「上古二五代」とそれに続く「不合朝七三代」(七三代目は神武天皇)があり、さらにそれ以前には「天神七代」があったとされます。

 要するに世界の中心は、太古の昔から今に至るまで「日本」だというわけです。

 

<神人大統領は地形図紋のようなアザを持っている>

・日月神示ともつながりが深いと言われる『竹内文書』には、「世界再統一の神勅」というものがあり、そこには、「いずれ万国天皇が現れて世界を統一する」と予言されています。

 この『竹内文書』によると、超古代において天皇は天の浮船に乗って巡幸しながら、世界を統治していたそうです。その万国天皇が、やがて時が到れば再びこの地上に現れ、世界を統一するという予言です。

 

<「てんし様」とは天皇のことであると理解する>

・「立て替えと申すのは、神界、幽界、顕界にある今までのことを、綺麗に塵一つ残らぬように洗濯することざぞ。今度という今度はどこまでも綺麗さっぱりと立て替えするのざぞ。立て直しと申すのは、世の元の大神様の御心のままにすることぞ、御光の世にすることぞ。てんし様の御稜威輝く御代とすることぞ」

 

・日月神示は、何が書いてあるかを細やかに暗記するための受験参考書ではなく、読後に実行することで活かされるレジュメ、あるいは仕様書です。

 ミロクの世とはどんな世界で、いつそれが実現するのかなどと、スピリチュアル世界では今も議論が繰り返されますが、そんな暇があるなら、空想でしかない議論などやめて、日月神示に書かれたことを今すぐ実行すれば良いのです。

 

・世の中は「実践の時代」へと突入しています。

 

 

 

『闇の終焉と地球元年』

中矢伸一、ベンジャミン・フルフォード  VOICE 2012/4/24

・世界各地の混乱は闇の権力の最後の悪あがき・「日月神示」に記された衝撃の予言と各地で本格化する闇の権力への反撃から、日本と世界の未来をズバリ読み解く!

 

 

 

<日月神示が予言した“イシヤ”こそ、フリーメイソンのことだった!>

・(中矢)日月神示とは、昭和19年から昭和38年ぐらいまでに断続的に自動書記によって降ろされた神示。いわゆるスピリチュアル・メッセージです。神示を受けたのは、岡本天明という画家であり、神道家であった、いわゆる霊的な才能を持った方でした。

 

・岡本さんは、もともと日月神示を降ろす前に大本教(正式名称は「大本」)にいたこともあって、大本教の開祖でもあった出口王仁三郎とも親交があったといわれています。けれども、大正10年と昭和10年の2回に及ぶ、国家当局による弾圧を受け、とくに二度目の弾圧は日本の近代史上最大・最悪と呼ばれるぐらいひどいもので、大本は潰れてしまったんですね。その大元の第2次弾圧からおよそ9年後に、日月神示の伝達が始まったわけです。当時は、岡本天明さんも自分で何を書いているのかさっぱり読めなかったそうですが、しばらくしてから、彼自身も、ようやくその価値に気付くわけです。

 

・(中矢)日月神示の中に、「神の国、一度負けたようになって、終いには勝ち、また負けたようになって勝つのざぞ」「女、子供の辛いことになるぞ。九分通りは一度出て来るぞ、それまでに一度盛り返すぞ」「出てきてからまた同じようなこと繰り返すぞ、今度は魂抜けているからグニャグニャぞ、グニャグニャ細工しか出来んぞ、それに迷うでないぞ」などと示されています。つまり日本は、この戦争に負けるけれどもやがて復興する。でも復興したときには骨が抜かれたようになっている。そしてその後、もう1回つぶれたたようになる。1回つぶれたようになって、やっとその後、日本としての本当の真価が発揮されるような時代がやってくるといわれているんですね。

 

・今、世界全体がおかしなことになってきていて、神示には「金で世を治めて、金で潰して、地固めしてミロクの世と致すのぢゃ」という言葉も出て来るんですけれども、経済も金融もうまくいかなくなると。また、「自由も共産も共倒れ」と出てくるんです。これは、自由資本主義も共産主義も立ちいかなくなるという意味なのですが、確かに、共産主義は1990年前後で崩壊しましたけれども、もうこれからは、自由資本主義も駄目だといっているんですね。

 

・(ベンジャミン)そんな状況の中、だんだん見えてきたのは、世界の経済・金融システム、欧米の政府の裏側に、秘密結社が存在したということ。基本的に、結社は何種類かあって、中でも一番強い権力を持っているのは、信じがたいことなのですが、欧米の古代王族の血を受け継いでいると自負する貴族階級の家族の群れ。その血族マフィアたちはダビデの星(六芒星)をシンボルとしてルシファー信仰をしている、つまり、悪魔教を崇拝するグループ。彼らは、世界の覇権を手に入れたわけですが、地球を運営する能力はなかった。それで今、地球が滅びそうになっている。現在、地球は絶滅の危機に瀕しているし、餓死しそうな人たちは10億人以上ともいわれている。実際に今、彼ら自身も自分たちがどうすればいいか分かっていない。今までの仕組みが壊れてしまって、迷い子のようになってしまっている。

 

・(中矢)日月神示では、裏から世界を支配、コントロールしている人たち、闇の権力の人たちを「イシヤ(=石屋)」と呼んでいるんですが、イシヤと戦って滅ぼせとは書いていないんです。それよりも、「抱き参らせよ」と。英語では“embrace”という言葉がわりと近いと思うんですが、抱き参らせて和合しなさいとあるんです。

 

<未来の日本は“3分の1”になる>

・(中矢)ところで、日月神示には、「何もかも3分の1になる」という言葉もあるんですね。それは、人口が3分の1になるとか、土地が3分の1になるのかと、そういう具体的なことは書いてないんですけれども………。とにかく、何もかも3分の1になってしまうと。けれども、もし人口がそこまで減るとすると、地震などではなく、たぶんウィルスみたいなもので人口は減っていくのじゃないかなと思います。

 

・私の方に入ってくる情報でも、ベンジャミンさんと全く同じで、「イシヤたちは、地球の人口が多すぎると思っているようです。このままだと地球に負荷がかかりすぎてしまうから、人口を減らさないといけない、と。これは、彼らの身勝手で独善的な考えなんだけれども、彼らは彼らなりに地球のことを考えてやってるのかもしれません。

 

・(中矢)日本だって、先の戦争で負けはしたものの、独立は保たれたというふうにみんな考えている。でも、やはり属国体制はずっとあって、日本に主権はなかったようなもの。必ず上の人間が許可したことしか、日本は許されてない。だから日本は、そういう意味では、本来の力が発揮できていないと思うんですけれどもね。

 

<“何もかも3分の1になる”について>

日月神示の予言には、対談中にも申し上げているように、具体的に時期的なものや詳細の表現はないので、そのあたりの解釈は、それぞれが読み取っていくことになります。

 特に「3分の1になる」については、「たとえでないぞ」という言葉で何度も出てきており、それが人口なのか、土地なのか、金銭面、所有物など物理的なことなどかなど、はっきりしていません。

 けれども、自著『ミロクの暗号』(徳間書店)でも紹介した、ブルガリア人のバイオエネルギー・セラビストであり、世界一の超能力者との異名を取る、ベラ・コチェフスカ女史は、「日本人が全体の3分の1になる時代が来る」という予言をしています。それも徐々にではなく、突如としてやってくるというようなヴィジョンを見ています。そして、「生き残った者たちが、昨日とは変わった光景を見て、生き残ったことを後悔する」とまで言っています。

 もちろん、彼女のこの発言は、日月神示に「3分の1になる」という記述があることを知った上でのことではありません。何より、彼女は自分の前世が日本人であり、ブルガリアにいながら伊勢神宮のヴィジョンを見続けており、伊勢神宮への参拝を熱望していたほどの親日家です。そして、旧ソ連科学アカデミーから、「彼女と同じ超能力を持つ人間はこの世に存在しない」とまでいわしめたほどの実力の持ち主なのです。

 

<UFOやETも欧米エリートたちの作品>

・(ベンジャミン)こういった未公開技術がいっぱい存在している。欧米のエリートが自分たちの世界支配をたくらんでいたという証拠も山ほどありますが、中でも、アメリカの科学者協会によれば、国家安全という理由で封印されたパテントは6000件以上もある。エリートたちが独占していたものの中には、UFOだと思われていても人工の飛行物体である可能性は極めて高いものもある。

 

<マルチユニバースのどこかにUFOは存在している!?

・(中矢)ちなみに、日月神示には、UFOとか宇宙船の話は出てこないんですよね。だけど「霊人」という言葉なら出てくる。「高級霊人」という意味ですね。今の私たちのような物質次元の存在でないと解釈しているのですが。

 

・日月神示には、時間というのは直線的に過去から未来へと流れるものではないという意味のことが書かれてある。最新の量子力学でも、だんだんとそういうことが解明されつつあります。「過去もなければ、現在もなく、未来も一切が呼吸する現在の中に存し……」とも神示にはあるんですが、この瞬間にも過去が生まれているし、同時に未来も生まれている。

 

<「われわれの一切は生まれつつある。神も、宇宙も、森羅万象の悉くが、常にうまれつつある」>

<輪廻転生と永遠の命について>

・(中矢)日月神示には、人間の寿命のことに関しては、「善き世となったら、身体も大きくなるぞ。命も長くなるぞ」と書いてあるんですよね。さらには、「今までのような物質でない物質の世となるのであるぞ」とも書いてある。現在の物理的なレベルから、突然変異ではないけれど、何か質的な変化が起きて、人間は肉体的にも進化を遂げるようなことが書いてあります。

 

<不思議体験は、ユダヤ人へのメッセージ!?

・(ベンジャミン)ちなみに、イシヤ、いわゆるフリーメイソンの宗教観は、悪魔崇拝ですよね。でも、あの人たち曰く、彼らが崇拝しているのは悪魔ではなく、ルシファー(=光を持つ者)であると。この地球、この現実にはあまりにも悲劇が多いから、こんな世界を創り上げたのは神様じゃなくて悪魔だと。だから、この現実を創ったものを倒すために働いているから、自分たちが悪魔と呼ばれているけれど、本当は違う。自分たちこそ光を持つ者で、自分たちの方がもっといい宇宙をつくりあげられると言って、宇宙の覇権争いまでしようとしている。

 

<日本人のルーツはユダヤ系に朝鮮系、そしてシュメール系?>

・(中矢)最近では、縄文人のDNAと南米のマヤの先住民DNAが一致するということも分ってきたと聞いています。意外と縄文時代というのは、プリミティブな時代じゃなくて、船を用いて大航海に出ていたような、インターナショナルな時代だったのかも。ネイティブ・アメリカンのある部族の言葉には、日本語に近いものもあるらしいし。縄文人は、日本列島のみならず、世界中に散らばっていたのかも。

 

・そして、さっきシュメールという言葉が出ましたが、ラテン語ではスメラと発音するらしく、日本語の「スメラ」っていう言葉に似ているんです。日月神示に「この道はスメラが道ざ、スメル御民(みたみ)の道ぞ」っていう言葉が出てきますし、もしかすると、日本のスメラ人といわれた人たちがシュメール文明を築いたのかもしれない。シュメール文明というのは、突然、メソポタミアのエリアに出現しましたからね。その文明の源は、どこから来たのかいまだに分からない。これは学術的に「シュメール・プロブレム」と呼ばれているそうです。

 

<秘密結社は、2種類存在する>

・(中矢)日月神示には、「大峠」という言葉があって、今の人類の危機というか大混乱の時代を大峠というふうに表現しています。大峠を乗り越えると、平和な時代が来ると。まさに今は、大峠の時期なんだと思います。大本の頃から出てくる表現なんですが、日月神示では「大峠とは、王統消すのざぞ」と書いてあるんですよ。王家の統というものをなくしてしまうというのです。だから、今のベンジャミンの話を聞くと、王族が裏で世界を支配しているということだから、これは「王統を消す」っていう意味で正しいのかもしれませんね。

 

・(ベンジャミン)他の例でいえば、後にウィンザーと名前を変えたイギリスのジョージ5世、その母のヴィクトリアはドイツの分家バッテンベルグ家。そして、ドイツ、ロシアの皇帝などは、みなジョージの子孫なんです。けれども、ドイツは第2次世界大戦の頃にはすでに、建前としては王族支配が一応、終わっていた。でも実際は、ヒトラーが総統陛下として再び王族支配を目指していたんです。実は、アドルフ・ヒトラーはジョージ5世の子供。そして、ジョージの孫、つまりヒトラーの娘がドイツの女性首相であるアンゲラ・メルケル。これが、王族支配のドイツ系王族の世界支配計画の一つなんですよ。

 

<“サンカ”は、日本の中のユダヤ>

・(中矢)本格的にDNA検査などをして科学的に調べないと、本当の日本人のルーツは分からないでしょうね。昔は“サンカ”という人々がいたけれど、今はもういないともいわれていますが、要するに、一定のところに定住しないで、漂泊民、流浪の民として生きていたという人たち。彼らは、戦前ぐらいまではいたらしいんです。今も、サンカ研究をしている人たちもいますが、いわゆるサンカと呼ばれる人たちは、天皇家のルーツがやってくる前から日本にいた人たちです。要は、縄文の頃からいた先住民だと思うんですけれども。彼らは大和朝廷に服従することを拒否して、居続けたんです。だから戸籍も持っていない。その後、隠れて日本の村社会に存在して、被差別民の一部で存在していたんですけれども、戦後の今も、まだ彼らはそのまま存在しているという説があるんですよ。

 

・(中矢)日月神示には、「大峠」という言葉があって、今の人類の危機というか大混乱の時代を大峠というふうに表現しています。大峠を乗り越えると、平和な時代が来ると。まさに今は、大峠の時期なんだと思います。大本の頃から出てくる表現なんですが、日月神示では「大峠とは、王統消すのざぞ」と書いてあるんですよ。王家の統というものをなくしてしまうというのです。だから、今のベンジャミンの話を聞くと、王族が裏で世界を支配しているということだから、これは「王統を消す」っていう意味で正しいのかもしれませんね。

 

 

 

『日月神示  縄文サンクチュアリ』 (麻賀多神社編)

中矢伸一、ジュード・カリヴァン  ヒカリランド 2010/10/31

 

 

 

シュメールと日本のシンクロニシティは、アヌンナキ(竜/爬虫類人)という人類をつくり出した地球外生命体に淵源がある!

中矢;日本の古史古伝のひとつに『富士文献』といわれているものがあります。それによると、日本の国を開いたのはクニトコタチ(国常立)という神様です。これは日月神示とも深い関係のある神様で、そのクニトコタチはどこから来たかというと、今のペルシャ地方らしいのです。

 

カリヴァン;聖書では、神様がカーテンの中にいて顔を見せませんね。デーヴィッド・アイクは、アヌンナキのことをレプティリアン(爬虫類人)、竜に似た生命体ではないかといっています。

日月神示も、神様の顔は竜みたいだから、人には見せられないといっています。

 

・デーヴィッド・アイクは、アヌンナキは地球に残って姿を見せず、秘密結社を軸に人類を操っているといったのです。シッチンは、アヌンナキはすでにニビル星に帰ったといっています。そういう意見の食い違いがあったのです。

 

中矢;日月神示でも、どろどろだった地球を固めたのは数多くの竜神たちで、その竜神たちが人間になったといっています。それを根源人種といいます。竜神が人間になったというのは、ある意味、ハイブリッドなのかもしれませんね。

 

カリヴァン;聖書の創世記では、エデンの園で、蛇がリンゴ、すなわち知識をイヴに与えてしまいました。ヘブライの聖書でも、それは悪しきこととしてとらえられていますが、シュメールの記録に出てくる「エデン」という言葉は、エンキからの知識の贈り物ということになっています。

 

<人間の心も宇宙の心もーすべては(天使と悪魔)(正神と悪神)(エンキとエンリル)両極の相克の中で、生成発展するよう仕組まれている!>

・日月神示にも悪神が出てきて、正神とセットで人類の未来を進めていくというスタイルですね。ここにもエンキとエンリルの相克の形が入っているような気がします。

 

・石屋(イシヤ)(メーソン mason)も出てきます。デーヴィッド・アイクは、フリーメーソン、イルミナティといった秘密結社の奥の院にレプティリアン(エンリル)が鎮座しているといっているのですね。そのために、人類と宇宙をつなげるいろいろな知識を封印していると、でもそうした秘密結社(石屋)とも手を握らなければいけないと日月神示は述べている。

 

<石屋が世の中を支配している>

 

 

 

 

『日本沈没最終シナリオ』

~世界地図から日本の国名が消える日

なわふみひと  たま出版  2015/7/2

 

 

 

<神示編>

<大本神論、日月神示には世界支配層の日本乗っ取り計画が予告されていた>

・最近ではよく知られるようになった「日月神示」ですが、この「日月神示」とまったく同じよう内容の「大本神論」は、「日月神示」に先駆けて明治から大正にかけて、のちに大本教の開祖となる出口ナオに降ろされた神示です。どちらも「艮(うしとら)の金神」からの神示とされています。確かに、二つの神示を読み比べてみますと、内容はよく似ています。文言までほとんど同じ神示もあります。

 私はこの二つの神示こそ、この終末の時代に、日本に住む人々がどのような心構えで生きていかなければならないかということを正しく伝えてくれている貴重な神示だと考えています。

 

<何もかも一度に破裂いたす時節が来た>

・「何もかも一度に破裂いたす時節が近寄りて来た」ということの意味は、「人の潜在意識や人類の集合意識の中にあるカルマを一気に清算(大掃除)しなくてはならない時がきた」ということでしょう。それが現世的に見ると「一度に破裂する」という姿に見えるということです。善いことも悪いことも、一度に現れることになります。

 昨今の地球規模の気象異変や、国内においても異常な犯罪などが多発している社会現象を見ていますと、すでにカルマの現象化が加速されつつあるのを感じます。個人のカルマはもちろん、国家や民族、あるいは人類全体で生み出してきたカルマの清算は、これからますます激しいものになり、

最後は「一度に破裂」する形で「カルマの大掃除」が完了するのでしょう。

 

・また、この神示は「人民」だけに訴えているのではなく、その人民の守護神様に警告を発しているところに特徴があります。低級霊によるイタズラ半分の霊言とちがって、まさに神様のレベルに近い高級神霊からの霊言であることがわかります。

 

・「大本神論」の中には、世界支配層の頂点にいる霊的存在(悪神)が世界のひな型である日本を我が物にし、世界中を支配下に置こうと狙っていることや、日本人が改心(身魂磨き)をしないと「アフンとして四つん這いになって苦しむような出来事」が避けられなくなること、日本人は飢餓を経験せざるを得ないこと――などがリアルに表現されています。

 

・神示の結論部分では、「日本には特別の経綸がしてあるから、(身魂さえ磨けておれば)外国がどんなことをしてきても心配はいらん」と述べられています。これは「日月神示」と大変よく似た表現です。明治から大正にかけて降ろされた「大本神論」と、昭和になって降ろされた「日月神示」は、同じ神さま(艮の金神)から降ろされた神示であることが判ります。

 

<このままでは日本の国が盗られるぞ>

・ここでの「神の国」とは日本のことです。霊界では、神の国・日本を悪の神が狙っているのがわかっているのです。ですから、肉体を持ってこの世に生きている日本人が神様と一体となって、この神の国・日本を守らなくてはいかないのです。

 

・人工地震・津波テロ等によって首都を破壊し、国家機能を喪失させたあと、各国が国連の決定という手を使って、日本列島をいくつかに分割して自分の国にしてしまうということでしょう。

 

<国家消滅後の日本はどうなるのか?>

・海賊の一味(世界支配層)が仕掛ける次の人工地震・津波テロによって日本の国が乗っ取られたあとどうなるのかという神示を見ていきます。まずは最大のターゲットにされている首都・東京のことです。

いずくも土にかえると申してあろうが、東京も元の土に一時はかえるから、そのつもりでいてくれよ。神の申したこと違わんぞ。東京は元の土にかえるぞ。そのつもりで用意してくれよ。(日月神示)

 

 江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ。江戸には人民住めんような時が一度はくるのぞ。(日月神示)

 

・「土にかえる(返る)」ということは、現在の建物や構造物が壊れてしまうことを意味しています。地震とその後の火災で、東京は戦後と同じような焼け野原になるのでしょうか。

 

・超巨大地震が忍び寄っているのは日本の東京のことで、それによりますと、富士山が噴火して溶岩流が太平洋に流れ込み、東京には火山灰が数メートルも積もって都市機能が麻痺することになっていました。

 

江戸と申すのは東京ばかりでではないぞ。今のような都会みなエドであるぞ。江戸はどうしても火の海ぞ。それより外やり方ないと神々様申しておられるぞよ。秋ふけて草木枯れても根は残るなれど、臣民枯れて根の残らぬようなことになりても知らんぞよ。(日月神示)

 

・大都会のことを「エド(穢土)」と表現しています。都市には人間の欲望や怒りなど独特の善くないカルマが渦巻いています。その街のカルマが渦巻いています。その街のカルマが一掃される形はやはり火災なのでしょうか。「臣民枯れて根の残らぬ」という表現は、都会の人が死に絶えてしまうことを意味しています。大阪は地盤が沈下して水没するという情報もあります。どうやら世界支配層は日本の二大都市を粉砕するつもりらしく、アメリカが次の人工地震・津波テロの死者数を2000万人と見積もっているのはそのためかと思われます。

 

<世界の人民よ。一日も早く改心なされよ>

・日本沈没の日が間近に迫っている中で、私たち日本人が真の意味で助かる方法は身魂磨きしかありません。もちろん、身魂磨きは終末の時代に生き残るための手段ではなく、もともと人がこの世に生まれた目的そのものが「魂の進化」であり、そのために身魂磨きが必要となっているのです。それを促しているのがカルマの法則であることを説明してきました。

 

・神示では、終末のあとに訪れる「ミロクの世」は半霊半物質の世界だと述べられています。霊界的性質を持つため、心で思ったことがすぐに形になる世界です。人を憎んだり、攻撃したりといった善くない心の使い方をする人(霊)は行けない世界です。だから神様は、身魂磨きをしっかりして正しい心の使い方をマスターしなさい、と教えておられます。半霊半物質の体になれば、この世の物質には影響を受けなくなりますので、原爆などの被害に遭ってもビクともしないのです。

 

<身魂が磨けたら神が憑依して助けるぞ>

・「神憑かり」という言葉があります。今でも霊媒やチャネラーには高位次元の存在が憑かって、人間の肉体を借りて霊界通信を書かせたりしています。いわゆる自動書記現象です。

 

・この物質界の立て替えのためには人間の協力が必要なのです。ですから、改心して(=身魂を磨いて)神が憑依できるような精妙な波長になった人物を、神が引き寄せて御用に使うとおっしゃっているわけです。

 

・この世のことは神と臣民と一つになりてできる。早う身魂みがいて下されよ。神かかれる肉体沢山要るのぞ。今度の行は心を綺麗にする行ぞ。(日月神示)

 この内容が両神示の中で最も大切なポイントと言ってもよいでしょう。終末の大峠においては神(高級神霊)と波長の合う人(魂)が多数必要なのです。そのために、日頃から身魂(肉体と精神)を磨いて(浄めて)、神が憑かれるような波長に近づけておく必要があるのです。

 最近では、三次元とこの物質世界と四次元の霊界・幽界を隔てる壁がだんだん薄くなっていると思われます。日月神示によりますと、最終的には物質世界も霊界もさらに上位にある半霊半物質の世界へ移ると言われています。それが、「アセンション(次元上昇)」という言葉の意味です。

 半霊半物質の世界は新約聖書では「神の国」と呼ばれ、日月神示では「ミロクの世」と表現されています。この物質界と霊界が融合した世界のことです。

 

<四つ足を食ってはならん 共食いとなるぞ>

・「身魂磨き」の「身」は肉体を意味します。肉体を清めることも大切な身魂磨きなのです。体の内も外もいつも清潔に保つことが必要です。外を清潔にすることはほとんどの人が心がけていると思いますが、内を清潔にすることに関しては、多くの人は西洋医学の間違った教えに惑わされていると思われます。

 

・特に問題なのは肉食です。「大本神論」も「日月神示」も「日本人は肉食をしてはならぬ」と厳しく戒めています。また、腹いっぱい食べるよりも少食のほうが健康にもよいし、また運もよくなるという神示もあるのです。終末の時代を迎えているいま、身魂を内から清めるために「食」に関する神示も真剣に受け止めたいと思います。

 

・「ツキモノ」というのは、この世の人間に憑依している低級霊という意味です。肉体を失ったあともこの世の食べ物に未練のある未成仏霊が、自分と同じような食欲旺盛な人間に憑依して、その人間を通じて食べ物を口にするのです。本人が食べているようにみえますが、実は低級霊の口に入っているということです。ですから、大食漢と言われる人、どうしても間食癖が抜けない人、甘い物に眼がない人、アルコール依存度の高い人などは注意が必要です。神示では、食べる量を減らすことによって憑かっている霊を改心させることができる、と述べられています。これも終末の時代には大変重要なことでしょう。

 

<善いと思うことをすぐ行なうのが身魂磨きぞ>

・神示も「利他」の大切さを教えています。まずは自分以外の身近な人に幸せを与えることから始めるのです。

 

・「利他」で最も大切なことは「見返りが期待できない相手」すなわち「全体」のために尽くすことです。たとえば社会のために善いことをしても、すぐに見返りはありませんが、その努力を積み重ねるうちに社会全体が幸せになれば、その一員として自分も恩恵を受けることになります。すぐ成果が表れなくても、自分が与えたものは必ず全体の利益となり、いつしかその実りが自分に返ってくるのです。

 

<ダイパニック号はいつ沈むのか?>

12000万人の乗客を乗せて、いま「ダイパニック号」は目的地のない航海を続けています。というより、荒波の中を漂流しているという方が正しいでしょう。

 

<乗客は船内の遊戯施設で無邪気に遊んでいる>

・テレビでかくも低俗な番組が大量に放送されている国は、先進国のどこにもないといわれています。それはまさに日本国民の意識を低俗化させることを狙いとして、海賊の一味が民族浄化(家畜化)のために計画的に洗脳してきた結果なのです。

 子供の頃からテレビによって洗脳され続ければ、目の前の餌(ゲームやスポーツ、お笑い、音楽、グルメ、旅行など)のことしか考えられなくなります。日本の国全体のことや、将来のことを考える知恵はなくなってしまうのです。

 ですから、本当に怖いのは船が沈んでしまうことよりも、多くの国民がこの国の安全のことなど気にすることもなく、ただ自分の現在の幸せだけを追求する動物的な人間になりつつあるという現実こそが怖いのです。

 

・銃の引き金を握っているのはアメリカだと思う人が多いでしょうが、実はそのアメリカも同じ海賊一味に乗っ取られているのです。アメリカという国を裏で操作している強大な勢力があるのです。それを仮に「世界支配層」と呼んでおきましょう。黒幕の裏にいる彼らは決して舞台の上に姿を見せることはありません。表舞台に出ているのは常に「操り人形」だけです。

 陰の世界支配層の前では、アメリカの大統領といえども、単なる操り人形でしかありません。アメリカという国は、すでに完全にその勢力の支配下に入っているからです。

 

『気象大異変―人類破滅へのカウントダウン』船瀬俊介・著/リヨン社/2005年刊

 

<●―壊滅的被害で死者は2000万人に>

・もはや、いつ起こってもおかしくないといわれる巨大地震。それが東海地震だ。

 さまざまな被害予測が行われているが、アメリカ政府も重大な関心を寄せている。米国防総省がひそかに想定した驚愕予測シナリオが存在する。

 それは、「マグニチュード9規模の超巨大地震が東海沖で発生した場合、最悪で死者は2000万人に達する……!」という目の眩む予測だ。

 

<●―原発の爆発を想定か?>

・それにしても、地震だけで2000万人が死ぬなどということは起こりえない。ペンタゴンは、巨大地震による衝撃と、巨大津波による太平洋岸の原発の爆発という悪夢のシナリオを想定しているに間違いない。

 静岡県御前崎市の浜岡原発が爆発すると約800万人が死亡する……と原発専門家は予測している。アメリカは太平洋の23基の原発が爆発することを想定しているものと思われる。

 

<日本潰しのために次はどんな手を打ってくるのか?>

[時限爆弾①]首都直下地震と南海トラフ巨大地震・津波、富士山の噴火>

・海賊一味は、彼らが支配下に置いている日本の主要なマスコミを使って、これから日本を襲う地震や津波、火山の噴火などが純粋な自然災害であると思わせるための布石を打っています。新聞、テレビから雑誌に至るまで、いまや首都直下地震や南海トラフ巨大地震、富士山の噴火は必ず起こるかのように大合唱をしているのです。

 

<沈没していくのは日本だけか>

・このように、日本が国を奪われてしまうような事態に陥ることは、明治時代に出口ナオという人物に降ろされた神示の中に警告として繰り返し述べられています。その神示集は「大本神論」というタイトルで出版されていますが、神示の元となる神様は、「艮(うしとら)の金神」ということで、最近話題になっている「日月神示(ひふみ神示)」と同じです。

 

・この神示の中に「外国に国を奪われる」という表現があります。まさに今日の日本の状況を言い当てているかのような内容ですが、「大本神論」の神様は、単に日本という国の崩壊を憂慮しておられるわけではなく、これから訪れる地球レベルの異変を前にして、世界のひな型としての日本の国民が正しい心の持ち方をしなければならないのに、外国の影響を受けてあまりにも堕落していることに警鐘を鳴らしておられるのです。

 

・そういうわけで、「日本沈没」の意味も、単に日本という国が沈没していくことを憂慮しているわけではありません。すでに「日本沈没」の兆候は社会の随所に現れていますが、それはやがて世界に波及して、現在の地球文明そのものの崩壊へと進んでいくと思われます。その結果、世界中の人々が大パニックに陥ることになり、現文明の破局が訪れるということです。その破局のことを神示では「大峠(世の終わり)」と呼んでいます。

 ただし、「世の終わり」は人類の滅亡を意味しているわけではなく、今日の科学文明がいったんご破算にされるということです。ご破算の形がどういうものになるかは、本編でじっくり説明をしてまいりますが、「世の終わり」のあとには「新しい世界」が始まるということが、新約聖書や「日月神示」などに述べられています。

 ただし、世界中のすべての人が「新しい世界」の住人になれるわけではないというところが問題なのです。そのことは「大本神論」や「日月神示」では「神と獣を分ける」と繰り返し述べられています。また新約聖書の中にも同様の記述があります。聖書的に言えば、世の終わりにおいて、人は選別されるということです。

 

・これから時間のスピードがますます速くなり、人の性質も大きく二極分化をしていくと思われますが、その過程で「全体利益を大切に考える人々(光の子)」と「自分さえ助かればよいと考える自己中心的な人々(獣的人間)」に分かれていくことになるでしょう。「善き人はますますその善さに磨きがかかり、悪しき人は更にその悪しき性質を強めていく」という時代を迎えるということです。

 

<終末の時代に正しく強く生きる智恵とは?>

・何も知らないままノー天気に暮らしていて、突然の大きな自然災害によって日本の国家機能が奪われるという事態が起これば、多くの人は周章狼狽することでしょう。それでは、日本中が阿鼻叫喚の巷と化してしまいます。人にたとえると「突然のガン宣告」のようなもので、茫然自失して何をすればよいのかわからない状態になるはずです。それを避けるには、日頃から最悪の事態を予測し、心の準備をしておく必要があります。見苦しく取り乱すのではなく、落ち着いて対処し、強く、正しく生きることが大切であるということです。

 この本で最も書きたかったことは、「終末の時代を正しく生きていくためにはどうすればよいか」ということです。

 

 

 

『未来を透視する』

(ジョー・マクモニーグル) FBI超能力捜査官

 (ソフトバンク・クリエイティブ)  2006/12/21

 

 

 

<気象変動>

・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。

 

2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300550ミリメートルずつ増加する。

 

 

 

『未来を透視する』   ジョー・マクモニーグル

 ソフトバンク・クリエイティブ    20061226

 

 

 

<日本の自然災害>

 2010年、長野で大きな地震が起きる>

・透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。

 

 <今後、日本で発生する大地震>

 

2007年  高槻市  震度6

2008年  伊勢崎市 震度6

2010年  長野市  震度7

2012年  伊丹市  震度6

2018年  東京都  震度6

2020年  市川市  震度6

2037年  鈴鹿市  震度7

 

・噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。

 

・遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。

 

・内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。

 

・幸い日本には、優良な早期警戒システムがあるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。

 

 <日本を襲う津波>

 

2008年夏   11メートル

2010年晩夏  13メートル

2018年秋   11メートル

2025年夏   17メートル

2038年初夏  15メートル

2067年夏   21メートル

 

 ・日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。

 

<土地>

・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。

 

『サピオ 20165月号』 小学館

 

 

<米国発衝撃の書が予測する近未来>

2050年「日本は世界一の超大国になる」のか』

 

<明治維新と戦後復興、そして日本は三度目の復活を果たす>

・『2050年の日本』は活力ある新型超大国として栄えるという大胆な予測の書『JAPAN RESTORED(日本復興)』がアメリカで出版され、話題となっている。

 著者のクライド・ブレストウィッツ氏は、レーガン政権時に商務長官顧問を務め、自動車や半導体貿易交渉の前面に立ち、ジャパン・バッシャー(日本を叩く者)として知られた人物だ。その同氏がいまなぜ日本を礼賛し始めたのか?2050年、日本のGDP成長率は4.5%と中国を凌駕し、世界一の米国に経済規模で肉薄すると指摘した。日本復興の大シナリオの根拠とは?

 

2050年、日本は奇跡の大復活を遂げている?>

・平均寿命が90歳以上になる

・総人口15000万人突破

・経済成長率4.5%を維持

・米国一国から集団同盟へ(日本が核兵器を保有する)

・英語力向上で競争力アップ(公用語に英語が加わる)

・ロボットや医療ビジネスで世界トップ

 

・本書が、根拠の曖昧な空想だと感じる向きもあるだろう。実際にアメリカの大手外交雑誌「フォーリン・ポリシー」の書評は「空想」という表現を使っていた。

 

・ただし同氏の予測は「こうなる」というのではなく、「こうすればこうなる」という条件つきである。2050年の光り輝く理想の超大国に向かって、身を切るような改革や刷新を断行しなければ、その目標は実現しないわけだ。

 

・「強く豊かな日本」はアメリカの国益に合致するのだと彼は強調する。この「アメリカの国益」こそが前述の謎を解くカギだと言えよう。

 

 本書の予測では2050年も日米同盟は健在とされる。アメリカの軍事態勢が縮小するとはいえ、日米の安保のきずなは強固なままだ。ただし、アメリカの日本依存がいまよりずっと強くなる。つまり「強く豊かな日本」は同盟相手のアメリカを逆に支えるようにとさえなるのだ。

 

・だがそんな複雑な読みはどうでもいいとも思う。とにかくわが日本が34年後にすばらしい大国になれるというのだ。だったらそのための処方箋を素直に指針として、バラ色の未来に向けてべストを尽くしてみてもよいではないか。

 

<『日本復興』で描かれた「21世紀の超大国・日本」の可能性と課題を探る>

・それでも目の前の現実を見ると、「経済成長率4.5%」「出生率2.3」など、実現にはほど遠いと思える数字が並ぶ。

 

<経済 成長率4.5%には外国からの高度人材受け入れと大胆な投資が必要>

・『日本復興』では2050年の日本は、「経済成長率は毎年4.5%を維持」「GDPは世界一のアメリカに迫り、中国の2倍近くになる」と描かれている。

 

・「OECD(経済協力開発機構)加盟諸国の過去40年のデータを見ると、人口増加率と経済成長率には何らの関係がない。私は日本の成長のためには移民の受け入れが必要と考えています。ただしそれは人口増加のためではなく、発展に多様性をもたらす高度人材の積極的な受け入れです」

 

・「多くの日本企業が過去最高益をあげる一方、その多くは内部留保に回され、日本企業全体で300兆円超まで膨らんでいる。仮に年間10兆円投資に回せばそれだけでGDP2%分に相当する。波及効果を含めれば、投資の大幅増と抜本的な規制緩和で4%台の成長も不可能ではありません。経営者に求められるものは“貯め込むこと”ではなく積極投資する姿勢です」

 

<医療・人口 出生率2.3にはスウェーデンをモデルにした少子化対策が必要>

・日本の出生率は2.3に伸び、総人口は15000万人。『日本復興』に描かれた日本は少子高齢化から見事に脱却している。

 

・同じく成熟国であるスウェーデンも、専業主婦率2%と多くの女性が働く社会でありながら、「出産費用無料化」「給料の8割が支給される産休制度」などで出生率は2.0近くを推移している。日本も抜本的な少子化対策が必要だ。

 

・ただし、出生率が回復してもすぐに人口が増えるわけではない。「人口15000万人」は、『日本復興』にある通り移民を受け入れなければ難しいだろう。

 

・また、著者は日本の平均寿命が男性90歳、女性95歳に延びると予測。その主要因として、厚労省が25年には7000万人超と推計する認知症患者が減り、医療技術も日本が世界のトップに躍り出るとする。

 

<科学技術 「自動運転」ほか世界一の技術先進国は十分実現可能な未来だ>

12種類の破壊的技術のうち、日本企業は「進化したロボット技術」「自動運転車」「次世代ゲノム」「エネルギー貯蔵」「3Dプリンティング」「ナノテクノロジーを含む新素材」「石油・ガスの探究・回復技術」「再生エネルギー」で世界を席巻すると著者は予測する。

 

<安全保障 憲法9条改正の議論より前に「平時からの安保への備え」が必要>

・同書では、日本の防衛費はGDPの3%に達し、(現在約1%)、核兵器と弾道ミサイル、サイバー兵器などを保有すると予測されている。憲法9条を改正して米国に代わってアジア太平洋地域の安全保障に責任を負い、自国や同盟国の国益が脅かされたら戦争も辞さない「普通の国」になっているというのだ。

 

<資源 エネルギー面での自立のカギは徹底的な「電力自由化」にあり>

2050年に日本は低コストのエネルギー自立を果たす、と『日本復興』では書かれている。その背景として「日本は30年までにすべての原発を閉鎖し、安全性の高い新たな15基の一体型高速炉(IFR)に入れ替える」「現在地域ごとに分かれている送電網を統合し、さらにアジア域内で電力を融通するアジアスーパーグリッドを実現」「太陽光、風力、潮力、波力、地熱といった再生可能エネルギーのほか、日本近海に眠るメタンハイグレードの開発を進める」などを挙げている。

 

<社会・教育 国民総バイリンガルは難しくとも日常会話力向上は期待大>

・英語によるコミュニケーション能力を検定するTOEICの国別スコアでは、日本は44か国中35位(14年)。日本の英語力のお寒い状況はよく知られている。しかし、今世紀半ば、日本人はバイリンガル化していると『日本復興』は述べる。その予測通り、飛躍的に英語力がアップしているのだろうか。

 

・「ただし、将来は日常会話能力はかなり向上している可能性が高いが、バイリンガルとなるとハードルは非常に高い」

 

・著者が英語とともに大胆な予想を掲げているのは女性活躍社会の到来だ。医師の75%、企業CEOの35%、役員の50%を女性が占めるというのだ。

 

 同書では日本の「特別国家活性化委員会」が、外国人女性を家政婦として受け入れ女性の就業を後押しし、04年に上場企業の役員4割を女性にすることを義務付けたノルウェーを手本に、30年までに女性役員50%を企業に課すなどの政策を取るとしている。

 

・現在、日本では、20年までに社会のあらゆる分野で指導的地位を占める女性の割合を30%に、という目標が掲げられていたが、昨年末に断念して下方修正された。今の女性比率は上場企業の役員2.8%、国家公務員課長級以上3.5%というのが現実だ。

 

・「保育園の待機児童解消、労働時間規制、政策意思決定に関わる女性国会議員の役割改善の3つの柱を複合的に取り組まねば無理です。政府は『女性活躍』を掲げているが、具体的な政策や財源が伴っていない。女性の登用は徐々に増えても50年の日本では良くても30%程度でしょう」「女性活躍」が看板倒れにならないような施策が求められる。

 

 

 

『(SAPIO   2016.5)人間力の時代  (大前研一)』

 

<「0から1」の発想術を身につければ新しいビジネスのアイデアが次々生まれてくる>

 

・「無から有」を生み出すという意味の「ゼロイチ」「ゼロワン」という言葉が、ビジネスマンの間で注目されている。

 

・私は最近、興奮が止まらない。今ほどビジネスチャンスがあふれている時代はないと考えているからだ。

 

・なぜなら、スマホ・セントリック(スマートフォン中心)のエコシステム(生態系)が出現し、まさに「いつでも、どこでも、何でも、誰とでも、世界中で」つながるユビキタス社会が広がっているからだ。

 

・資金はクラウドファンディングで集めることができるし、人材はクラウドソーシングを利用すれば自社で抱える必要がない。大きなハードウェアを保有しなくても、使いたいだけコンピュータが使えるクラウドコンピューティングもある。つまり、発想ひとつで新しいビジネスを生み出せる時代が到来したのである。

 

・今の時代は「0から1」、すなわち「無から有」を生み出すチャンスが山ほどある。そういう時代に巡り合った若い人たちを、うらやましく思うくらいである。

 

・さらに、知識は蓄えるだけでは意味がない。「使ってナンボ」である。ビジネスにおいては具体的な商品やニーズを見ながら、自分が学んだ知識を駆使して自分の頭で考え、目の前の問題を解決していかねばならないのだ。

 

<コンビニに○○を置くと………>

・私ならこんなビジネスモデルを発想する。

 まず、顧客一人一人のありとあらゆるニーズに無料、ないしは安い月額料金で対応する「バーチャル・コンシェルジュ」を雇い、商品の取り置き、保管、配達はもとより、航空券や電車の切符、コンサートや映画のチケットなどの手配を請け負う。あるいは、コンビニでは取り扱っていない商品(たとえば家電など)も、ネットで最も安い店を検索して取り寄せるサービスを展開する。寿司や蕎麦やラーメンなどの出前を取りたい時は、近所で一番旨いと評価されている店を探して注文してあげる。そういうバーチャル・コンシェルジュ・サービスを展開すれば、既存の顧客の支出の半分以上を握ることができるだろうし、新たな顧客も獲得できるはずだ、

 

・IT弱者、サイバー弱者、スマホ弱者と言われている高齢者も、近くのコンビニに親しいコンシェルジュがいれば、その人を介することで各種のネットサービスやネット通販などを安心・安全に利用することができるだろう。地域の人々に頼りにされる有能なバーチャル・コンシェルジュなら、時給3000円払っても十分ペイすると思う。これは顧客の会費で簡単に賄うことができるはずだ。

 

 

 

『稼ぐ力』

仕事がなくなる時代の新しい働き方

大前研一   小学館    2013/9/5

 

 

 

<韓国やドイツに学ぶグローバル化の“起爆剤”>

・まず韓国では、1997年のアジア通貨危機の際、IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれた屈辱から、国策でグローバル化を推進したのに合わせて、サムスンや現代などの大企業が英語力を昇進の条件にした。たとえばサムスンはTOEICで990点満点中900点を入社、920点を課長昇進のラインにした。これに大学側も呼応し、難関校のひとつの高麗大学では受験資格を800点、卒業条件に半年以上の海外留学経験を設け、英語の重要性をアピールした。

 

・憧れの企業・大学がつけた火に、わが子の将来の安定を願う保護者が機敏に反応し、英語学習熱が燃え広がった。英語試験の超難化で受験生の激減が懸念された高麗大学には、前年の倍の受験生が押しかけた。この保護者パワーに圧倒されるように、高校や中学も英語教育に力を入れ、国全体が英語力アップに突き進んだのである。

 この間、わずか10年。現在、ソウル国立大学や私が教鞭を執る高麗大学、梨花女子大学では、英語で講義をし、学生との質疑応答もすべて英語である。

 

・日本でも今後、楽天やファストりの成果を待つまでもなく、トヨタ自動車やキャノン、パナソニックのような世界企業が英語を社内公用語に規定する決断を下せば、雪崩を打つような英語ブームが巻き起こるに違いない。

 

<墓穴を掘った「トラスト・ミー」>

・ところで日本人の大いなる勘違いとして根強くあるのだが、「英語がよくできる」=「ネィティブのように喋れる」というイメージだ。この固定観念ゆえに欧米人に対して無用のコンプレックスを抱き、面と向かうと借りてきた猫のように萎縮してしまう。私に言わせれば“悲しき誤解”もいいところで、今や世界の標準語は英語ではなく、文法も発音も不正確なブロークン・イングリッシュだと思ったほうがよい。

 

・インドに行けばインド独特の、シンガポールにはシンガポール独特の(「シングリッシュ」と呼ばれる)ブロークン・イングリッシュがある。

 

<身につけるべきは「成果を出す」ための英語>

・こうした正しいニュアンスを含め、日本人とビジネスパーソンが身につけるべき英語とは、「プラクティカル・イングリッシュ」である。「プラクティカル(実践的)」とはすなわち、「成果を出す」ということだ。

 

<慣れない英語で結果を出す「4つの秘訣」>

・1つ目は、当然のことだが、相手の感情を不必要に害するような表現を使わないこと。

 

2つ目は、相手のやる気や自分に対する共感を引き出すこと。

 

3つ目は前任者との違いを行動で示すこと。これが最も大事である。

 

4つ目は、自分の“特技”を披露するなどして人間として親近感を持ってもらうこと。私の場合、けん玉の妙技を見せたところ、面識のない相手でも一気に距離が縮まった経験がある。芸は身を助く、は本当だ。

 

<相手の国を知り、文化を理解する>

・そしてニュアンスが皮膚感覚でわかれば、ブロークン・イングリッシュでも十分なのである。だから日本企業も、英語の社内公用語化は入り口にすぎず、これからは、海外勤務歴や現地での実績を昇進や査定の大きな評価基準にしていくことが求められるだろう。

 

<リスニングは“ながら族”、スピ―キングは“実況中継”――一人でもできる3つの学習法>

<「和文英訳」は英語じゃない>

・日本人は中学・高校で6年、大学も入れれば10年の長きにわたって英語を学ぶ。世界で最も長い学習時間を費やしているにもかかわらず、これほど英語を苦手とするのはなぜなのか?その原因は、日本の英語教育に浸透している3つの“勘違い”に起因する。誤った学習法として銘記されたい。

 1つは、英語力は「和文英訳」「英文和訳」できる能力だという勘違いだ。だが極端な話、和文英訳(された英文)は、英語ではないと思ったほうがよい。和文を英訳してみたところで、「そんな英語表現はあり得ない」というものがゴマンとある。

 

<「減点教育法」では英語は身につかない>

・極めつきは“減点教育法”だ。英語教師はスペルやカンマ、大文字や小文字などのミスを理由に不正解とするが、この採点法が生徒から学ぶ意欲を奪うのである。

 

<「1年間・500時間」が分岐点>

・海外を相手にビジネスをする、あるいは社内で外国人と問題なく仕事を進めるためには、最低でも、TOEICなら700点は欲しい。そのための学習法は、すでに600点台以上のスコアを有する場合とそうでない場合とで大きく分かれる。

 まず、600点台に達していない場合、やるべきことは2つ。語彙や文法など、基本をしっかり覚えることと徹底的にリスニングをすることに尽きる。これに1年間で500時間を充てる。

 

<「秋葉原でボランティア」が一番安上り>

・では、600点以上のスコアに達した人は、次に何をすべきか?まずスコアを上げるという観点からのアドバイスは、市販のTOEIC攻略本で出題傾向や解答テクニックを獲得することである。

 

・もし社内や近所に英語を話す外国人がいれば、積極的にお茶や食事に誘って、英語を使う機会を増やすことだ。

 

<「問題解決」を行う学習法を>

・さらに、1人でもできる学習法として3つのことを勧めたい。1つ目は、とにかく英語に耳を鳴らすこと。赤ちゃんが3歳になる頃には自然と母国語を話せるようになるのは、意味がわからなくても親の話す言葉を毎日聞いているからだ。この万国共通の原則に倣い、自宅にいる時はテレビでBBCやCNNをつけっ放しにしておくのがよい。

 

<英語の「論理」と「ニュアンス」を理解せよ――日本人が海外でビジネスで成功する条件――>

<欧米人は「Yes」「No」が明確――とは限らない>

・英語はあくまでも信頼関係を築き「結果を出す」ためのコミュニケーションの道具に過ぎない。それでは本当の“世界共通の言語”は何かというと、実は「論理(ロジック)」である。ロジックとは、客観的なデータや分析に裏打ちされた、思考の道筋である。

 

<「社内公用語化」の副次的効果>

・その言語体系の違いから、英語は論理的に考える上で、日本語よりも適している。実はここに英語の「社内公用語化」の副次的効果がある。

 

<英語に不可欠な「婉曲表現」>

<ベンチマーク(指標)を明確にせよ>

・私のところに来ているTOEICで900点以上を取っている人の半数以上が、ビジネスの現場での会話に自信がない、と言っている。

 

<ロジカル・シンキングの次に問われる“第3の能力”――IQではなく心のこもったEQ的表現を目指せ――>

<官僚の採用試験にも「TOEFL」>

・政府もキャリア官僚の採用試験に、2015年度からTOEFLなどの英語力試験を導入する方針を固めた、と報じられた。

 

・しかし日本では、英語力試験としては留学向けのTOEFLよりも、主にビジネス向けのTOEICのほうが一般的だ。

 

<英語学習にも“筋トレ”が必要>

・TOEFLとTOEICは、どちらも同じアメリカの英語力試験だが、かなり大きな違いがある。TOEFLは英語力だけでなく、英語を使って論理思考ができるかどうかを見るための試験である。かたやTOEICはリスニングとリーディングで英語によるコミュニケーション能力を判定するための試験だ。つまり、そもそも目的が異なり、そこで試されるものも自ずと異なるわけで、「英語で考える力」が求められるTOEFLは、日本人は非常に苦手にしているし、アメリカ人でも良い成績を取れる人は少ない。

 

<EQ(心の知能指数)を表現できる能力>

・たとえば、M&Aで海外の企業を買収する交渉、あるいは現地の工場を1つ閉鎖してこなければならないといった仕事の場合、「TOEIC的な英語力」と「和文英訳・英文和訳」に熟達しているだけでは不可能だ。

 

・そのためには、自分の気持ちの微妙なニュアンスまで正確に伝える能力、言い換えればEQ(心の知能指数)を英語で表現できる能力が必要だ。

 

<ユーモア溢れるバフェット流の表現力に学ぶ>

・この3番目の問題を認識して対策を講じないまま、単にTOEFLやTOEICを採用試験や大学受験に導入しても、対外交渉で“撃沈”する日本人を量産するだけである。真のグローバル人材育成には、もう少しEQの研究をしてから提言をまとめてもらいたいと思う。

 

 

 

『サラリーマン「再起動」マニュアル』

大前研一   小学館   2008/10/4

 

 

 

<レッスン100回受けてもプロにはなれない>

・レッスンを100回受けてもプロゴルファーになれないのと同様、MBAをとってもプロフェッショナル・ビジネスマンになれるわけではないのだ。

 

・それにアメリカのMBAにも問題点が多い。例えば、私が教鞭を執っていたスタンフォード大学ビジネス・スクールには、最先端のeコマースやネットビジネスにおいて教えられる先生がいなかった。というより、この世界は先生よりも学生の方がよく知っているのだ。従来の先生と学生の関係が逆転し、「先生」という概念が成り立たない世界が、21世紀の新しい経済の特徴なのである。

 

・MBAはビジネスで成功するための必要条件であるが、十分条件ではないのである。むしろ、MBAを活かせる人と、そうでない人がいることを知るべきだろう。

 

・彼らには共通点が三つある。1、人生はリスクをとるものと達観している。2、人が見ていようがいまいが、給料が上がろうが上がるまいが、自分のやりたいことをやる。3、常にハングリーで強い欲望や願望がある。一言で言えば、「リスクテーカー」なのである。彼らは、「安住の地を求める」ことよりも「死ぬまで自分の可能性を試す」ことを優先する。たとえ、失敗にも、「面白かった」といえる人生である。

 

<「残業代稼ぎ」のメンタリティは捨てよ>

・また、日本のサラリーマンは自宅に帰るのが遅すぎる。残業代がボーナス代わりになっていた時代の名残りで、未だ夜遅くまでズルズルと仕事をしている会社が多い。

 

・日本はアメリカに比べると、平均2時間は生活時間が後ろにずれている。このライフスタイルを変えないことには、先に述べた朝の出勤風景も変わらない。

 

・日本人は従来のサラリーマンのメンタリティを捨てる必要があると思う。従来のサラリーマンのメンタリティとは、9時から5時までなんとなく仕事をしているふりをして残業代を稼ぐというしみったれた根性である。

 

<英語学習―35歳を過ぎても語学は上達する!>

・「再起動」の準備のために何を勉強するのか?21世紀のビジネス新大陸で生き抜くために必要なスキルは、IT、語学、財務だと私は、考えている。この三つのうち、30代後半~40代の中堅世代が最も苦手とするのは、おそらく語学だろう。

 

・実際、私自身も日立製作所を辞めてマッキンゼーに入った直後は、英語のプレゼンテーションがなかなかうまくできなかった。もちろん、学生時代に通訳案内業のアルバイトをやり、アメリカに3年間もいたのだから、英語そのものができないわけではない。ビジネス英語でのプレゼンテーションがいかにもうまくいかないのである。

 

<日本人の英語力が「世界最低」なのは教育方法に問題>

・中欧・東欧諸国でも、英語ができれば給料が23倍の外資系企業で働けるということで、英語を学ぶ人が急増している。ところが、日本だけは英会話学校の生徒数が年々減少しているのだ。もともと日本人は英語が下手くそである。TOFEL試験の平均点数も悪く、日本は世界214か国中197位、アジアでは北朝鮮と並んで最下位だ。

 

<住宅―都心の“割安”賃貸が狙い目>

・もっと根本的にサラリーマンがコストを削減するためには、拙著『遊ぶ奴ほどよくデキる』でもふれた「人生の3大経費」を大幅にカットしなければならない。「人生の3大経費」とは、「住宅」と「子供の教育」、そして「クルマ」にかかる経費である。

 

<ビジネス新大陸では「社員の定着率」で会社を計らない>

・ビジネス新大陸におけるエクセレントカンパニーの特徴の一つに、社員の人員削減に対する姿勢が挙げられる。

 

・要するに、大手の日本企業は発想が間違っているのだ。入社した人間は全員残っているべきだと思うから、新入社員の3割が辞めると焦ってしまう。しかし、発想を逆転させれば、入社した人間が全員残っている会社は不幸である。優秀でもないのに全員を置いておくのは、そもそも無理なのだ。しかも新大陸ではその学生が優秀かどうかはいわゆる「よい大学」を出たかどうかとは全く関係がない。だからこそ、大量に採用して不要な人間は早めに辞めさせるべきであり、定着率で会社を計るのは間違いだ。

 

<経費削減“ケチケチ運動”をするのはダメ会社の典型>

・希望退職や早期退職を募った会社に残った人は、たいがい割を食っている。私が知る限り、辞めて後悔した人と残って後悔した人では、後者が圧倒的に多い。

 

・つまり傾いた会社が単なるリストラで甦る可能性はほとんどないのである。

 

数百社の会社を分析してきた私の経験からいって、反転する確率は10%以下だろう。

 

・リストラには、もう一つの問題として「エレベーターの論理」がある。エレベーターは定員オーバーになってブーッとブザーがなったら最後に乗った人が降りる、いわゆる「後乗り、先出し」というやつで、リストラも同じ、人員削減を進めていくと、後から入ってきた新しい人が先に辞めて、コストの高い古い人だけが残る。平均年齢が高くなり、組織に活力がなくなる。だからリストラをやればやるほど会社はおかしくなっていく。

 

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