2016年10月11日火曜日

監督は子どもの頃、本当にUFOに遭遇したことがあるそうです。光が束になって舞い降りてくる光景はとても神々しく、これをなんとか再現したいと思って制作したのが『未知との遭遇』や『E・T』だったのです。(1)


 

 

『私が出会った「世界権力者超VIP」50人 真実の素顔』

中丸薫   イースト・プレス  2013/5/18

 

 

 

<僕は実際にUFOに遭遇した!>

<ステーブン・スピルバーグ(映画監督)>

・一般の人から見て、映画の都?ハリウッドはとても華やかなところです。

 ところが、現実には、ひとたびいい作品をつくれなくなれば、たちどころに自分の居場所がなくなるような厳しい競争社会です。

 その厳しさは、「映画10本のうち、8本は投下した資金を回収できない」と言われるほどで、スピルバーグ監督といえども、その呪縛から逃れることはできません。彼も、作品ができあがるたびに、はたしてヒットするかどうか緊張すると言います。

 

・「いつも白昼夢を見ていて、授業なんかうわの空。10歳頃には星の世界に魅せられて、寝ても覚めても宇宙や星のことを考えていました。宇宙から生物がやってくる可能性や、宇宙人がどんな姿をしているかを夢想していたものです」

 

単なる夢想だけでなく、監督は子どもの頃、本当にUFOに遭遇したことがあるそうです。光が束になって舞い降りてくる光景はとても神々しく、これをなんとか再現したいと思って制作したのが『未知との遭遇』や『E・T』だったのです。監督にとって、UFOとの遭遇は、人生観が変わるほどのインパクトを持ったできごとだったのでしょう。

 

・「人間の心や魂は、肉体を離れたあとでも存在し、天国は、すべての人間の心や魂のために確かに実在すると思います。私は現実主義者ですが、私の心は目に見えない、何かしら大きな世界に向かって絶えず開いていると感じます」

 

<ハリウッド流「成功の秘密」がここにある>

・世の中には夢想や空想にどっぷり浸り、「念じさえすれば叶う」と努力を怠るような人も大勢います。スピルバーグ監督は、たぐいまれな想像力を育みながら、一方で現実生活の中で地道な努力を日々続けるタイプなのです。

 

<「ケネディ家の悲劇」を生き延びた男 エドワード・ ケネディ(政治家)>

・第35代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディさんと、彼のもとで司法長官をつとめたロバート・ケネディさんの弟が、エドワード・ケネディさんです。ケネディ大統領は任期途中、ロバート・ ケネディさんは大統領候補指名選の途中で暗殺されました。正義感あふれる二人の行動が、彼らの命を縮めることになったのです。

 

9人兄弟の末っ子として生まれたエドワードさん。父親は、プロテスタントしか政治家になれないと言われた時代に、カトリックとして政治家になった立志伝中の人物として知られます。そんな両親は、9人の子どもたちを熱心に教育したそうです。

「私の両親は、子どもたちがよい教育を受け、経済的に恵まれているのも、国家のおかげだと思っていました。したがって、子どもたちは、この国の悩みや不安をとり除くために、また、世界の正義のために一生を捧げるべきだと考えていました」

 

<この家に生まれた宿命>

・「兄のジョン・F・ケネディがアメリカの人々の間に広めた精神は、“この世に存在する問題は、国内問題だろうが国際問題だろうが、すべては人間の問題であり、したがって、人間の善意と決意によって、すべての問題は解決できる”ということでした。

 私もこれは正しいと思います。大国間にさまざまな相違点があることは明らかですが、しょせん、同じ人間が直面する問題です。それは両方の国の利益になるよう解決できるはずです」

 エドワードさんのところには、当時、年に100通もの脅迫状が届くと言っていました。それは、アメリカでもっとも有名な一族であるがゆえの宿命でしょう。

 

<「闇の権力」に潰された大統領への夢 アル・ゴア(政治家)>

・今でこそ、環境問題といえば、どの国の政治家も無関心ではいられないテーマです。ところが当時は、ゴアさんのような大物政治家、しかもアメリカの政治家がこの問題に積極的にとり組んでいるのは珍しいことでした。

 

・ところが、ゴアさんのお父さんは困惑していました。「ホワイトハウスを陰で操る人物から、次はお宅の息子が大統領になると言われた」というのです。このとき私は、ゴアさんの親族から、「あなたは世界の裏側の真実をよくご存知なので、ぜひ会って話をしてほしい人がいる」と頼まれました。

 そしてお会いすることになったのが、ジェームズ・ゴアさんという敬虔なクリスチャンの方でした。

 彼は、アメリカ大統領さえも従わせる強大な権力――たとえば「300人委員会」や、外交問題評議会(CFR)、日米欧三極委員会(TC)のことを徹底的に調べ上げ、その実態をあばいている雑誌社を紹介してくださいました。

 ワシントン郊外にあるその会社には、スキャンダルや暗殺をちらつかせながら、大統領と議会に影響力を行使するロビイストについての膨大な資料が保管されていました。その中には「日本の人口が13千万人というのは多すぎるので、7千万人くらいに削減する」と書かれた資料もありました。

 親族のみなさんは「大統領になどならなくていいから、もっと自由な立場で才能を発揮してほしい」と願っていました。しかし残念ながら、大統領になるという目標に向かってひた走っていた当時のゴアさんの耳に、その声は届かなかったようでした。

 2000年、ゴアさんは念願だった大統領選に出馬しました。ところが、得票数でブッシュ候補を上回りながら、フロリダ州での開票手続きが問題になったあと、落選が決まりました。

 多くの市民がこの不自然な開票に疑問を持ちましたが、ゴアさんの落選がくつがえることはありませんでした。「闇の権力」の圧倒的な力を、ゴアさん自身が痛感した瞬間だったでしょう。

 

・ゴアさんはドキュメンタリー映画『不都合な真実』とともに、環境問題のスペシャリストとして世界を周っていました。書籍版『不都合な真実』も、世界的なベストセラーになりました。

 

・ただひとつ、私には心配なことがあります。「地球温暖化」をとなえる一部の人々が、石油や天然ガスといった化石エネルギーの利用を否定し、原子力発電を推奨するような傾向にあることです。

 ゴアさんの背後にも、ロスチャイルド家につながる「国際原子力メジャー」の影が見え隠れし、批判の声があがっています。

 

<マスコミの「洗脳」にだまされないで!(中丸薫)

・一方で、取材を重ねるにつれ、私はあることを痛感していました。

 それは、いかにマスコミが「真実」を伝えていないか、ということです。新聞やテレビなど大手メディアは、彼らの本当の姿、本当の言葉を正しく伝えていないどころか、大きくねじ曲げて報道していることを知ったのです。

 

・こんなときだからこそ、マスコミの報道に惑わされず、真実とは何かを見抜くことが大切になります。ぜひみなさんには、この本で「真実を見抜く目」を身につけていただければ幸いです。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

JIJI.COMから

<「火星移住」構想を発表=6年後の実現目指す-飛行費用2000万円に・スペースX>

【シリコンバレー時事】米民間宇宙企業スペースXの創業者イーロン・マスク氏は27日、メキシコ・グアダラハラで開かれた国際宇宙会議(IAC)で、人類による火星移住を実現させるため、2022年ごろから有人宇宙船を打ち上げる構想を発表した。マスク氏は、地球に人が住めなくなるリスクを減らすため、「火星への移住が必要だ」と強調した。

 スペースXは18年に火星探査のため、無人宇宙船を打ち上げる計画。22年ごろから有人宇宙船を打ち上げて移住を開始させ、火星での住居や作物栽培施設を整備する。マスク氏は「(移住開始から)40~100年で火星で完全に自給自足できるようになる」との見方を示した。大型の宇宙船を開発し、1度に100人を80~150日の飛行期間でピストン輸送する計画だ。

 マスク氏は「火星への移住を望まない人もいるだろうが、希望する人は誰でも行けるようにするのが重要だ」と指摘。再利用可能なロケットを利用し、飛行費用を1人につき20万ドル(約2000万円)に抑える。将来的には10万ドル(約1000万円)まで下げることが可能という。火星に人を送る必要経費は現在、1人当たり100億ドル(約1兆円)とされている。(2016/09/28-10:59

 

 

 

「日本は闇を亡ぼす光の国になる」

 中丸薫 KKベストセラーズ

 

 

 

<地底人アダマさんとのコンタクト>

・ある日、瞑想をしながら地底に意識を向けてみたのです。すると、アダマさんという地底の高僧がコンタクトしてきたのです。アダマさんは、アメリカ・カリフォルニア州最北部、オレゴン州に近いシャスタ山の地底にあるテロスという地底都市に住んでいる方でした。

 

・このアダマさんとコンタクトをとった人の一人に、ダイアン・ロビンスさんという方がいます。『「超シャンバラ」-空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ』(徳間書店)という本を著した方です。アダマさんは時間を決めてロビンスさんにメッセージを送り、ロビンスさんが受け取った情報や、私がアダマさんから直接得た情報をまとめてみましょう。

 

・地底都市テロスは、北カリフォルニアのシャスタ山の地下にある、レムリアのコロニーです。テロスとは「神霊=スピリットとのコミュニケーション」を意味します。テロスは、レムリア大陸や同じ頃に存在したムー大陸の人々が、約12千年前にアトランティス大陸の人々と大規模な戦争をおこない、大陸が海に沈む前に、一部の住人がシャスタ山に避難して作った都市です。レムリア大陸では高度な文明が栄えていたので、現在のテロスをはじめとする地底世界でも高度な文明が繁栄しているというのです。

 

 <伝説の大陸の人々の末裔たち>

・地底世界には、120以上の都市があり、それらの都市は、グループ分けされています。地底都市すべての人口を合わせると2500万人以上になります。

  レムリアとアトランティスの存在は、地表世界では神話・伝説ということになっていますが、現在、地底世界を繁栄させている中心の人々は、この二つの大陸の出身者だということです。

 

 

 

「失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎」

 飛鳥昭雄、三神たける   学研

 

 

 

 <秘密組織フリーメーソン>

・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。

 

・預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密儀宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行きつく。もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 

・すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

 <地底王国シャンバラ><チベット密教とカッバーラ>

・シャンバラは、チベット密教において語られる世界である。一般の仏教では語られることのない思想である。仏教には表と裏がある。表が顕教であり、裏が密教である。

 

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

 <釈迦はセムメーソンだった!>

・釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして、神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

  注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点にある。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのは、ヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

  しかも、それだけではない。釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生み出したスキタイにある。

 

 <釈迦は失われたイスラエル10支族だった>

 <地球内天体アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ>

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか、これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ、一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象は、プラズマ・トンネルである。

 

・プラズマ・トンネルは地球内部に通じており、そこには巨大な亜空間が形成されているのである。まさに、この亜空間の中心に、実は地球よりもひと回り小さい天体が浮かんでいるのである。

 

・アメリカ軍は50年以上も前に、この地球内天体の存在に気がつき『旧約聖書』の外典にちなんで、コードネーム「アルザル」と名づけている。コードネームでわかるように、失われたイスラエル10支族が北極圏から入り込んだ世界こそ、この地球内天体アルザルなのである。

 

・日本人の中には古代イスラエルの血が流れている。そういっても、多くの人は、すぐに信じることができないであろう。

 

 

 

『UFOと月のミステリー』

月面に存在する異星人の基地と女神からのメッセージ

中丸薫  Gakken 2011/6/8

 

 

 

<地底世界とは?>

・私が京都の鞍馬寺を訪れたときには、「サナート・クマラ」と名乗るシャンバラの王がテレパシーで交信してきた。このシャンバラもまた地球内部の空洞世界にある聖なる都市とされているから、サナート・クマラも地底世界の住人ということになる。

 

・ちなみに、地球の北極と南極にはそれぞれ真直ぐな穴があって、そこは地底世界から地球にやってくるUFOの出入口になっている。

 

・私にメッセージを送ってきた高僧アダマさんが住むテロスも、そんな地底世界の都市のひとつなのだ。彼によれば、そこには現在でも150万人以上の人々が、永遠の平和と繁栄のもとに暮らしているという。

 

・彼らは、12人のアセンディッド・マスターからなるカウンシル(評議会)で、そのひとりである高僧アダマによって平和に統治されている。

 

・驚いたことに、彼らのルーツを辿ると、あの失われたレムリア大陸のコロニーのひとつにつながっているらしい。

 

・ちなみに、テロスのような光の地底都市は地球各地の地下に2500以上もあり、それぞれが「アガルタ・ネットワーク」と呼ばれる光のネットワークで統合されている。

 

・ただし、テロスの位置は地表からおよそ1.6キロの地中だから地底都市といっても比較的浅い(もちろん、それでも十分に深いが)。その意味では地底都市ではあるが、厳密には空洞世界ではない。

 では地球には空洞都市はあるのか。

もちろんある。それが、サナート・クマラが住むシャンバラである。

 

・シャンバラは地球のまさに中央に位置するだけに地底都市のなかでも最大の勢力を持っている。この空洞地球シャンバラで彼らの霊的レベルは、私たち地上の人間よりも格段に進化しているという。なぜなら、彼らは、テロスのようなもともと地表から地底へ逃れた人々と違って、別の惑星系から地球へやってきた人々だからである。しかも移住の初期段階からすでに地下に入ってしまったので、これまで一度も地表で暮らしたことはないのだという。

 

地底都市間で物理的に移動を行う際には、電磁力を利用した列車が利用される。そして、空洞地球のシャンバラと主要な地底都市との間も、同じ移動システムでつなげられている。

 これは「チューブ」と呼ばれるもので、その交通網はほぼ地球全体におよんで地下に張りめぐらされているという。

 

・チューブはあくまで地球内部の移動交通システムにすぎず、空間を移動するときにはまた別の道具を利用する。それがUFOなのである。当然、それは地球製のUFOということになるわけだ。

 この地球製UFOは「シルバー・フリート(銀艦隊)」と呼ばれ、空洞地球世界の都市アガルタで製造されている。

 

<空洞地球と地中世界>

・地底世界といっても、実際には地中世界と空洞地球のふたつが存在するということだ。

 

 

 

『世界金融危機と闇の権力者たち』

 中丸薫 文芸社   2009/12/15

 

 

 

<もうすぐ金融危機の第二波がやってくる>

・そして、現在、金融業界人たちが戦々恐々としながら目を向けているのが、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)という金融商品をめぐる状況です。これは企業のデフォルト(債務不履行)のリスクを回避するために開発されたデリバティブの一種で融資先の企業がデフォルトにおちいった場合に、その損失を補填してくれる保険だと考えればいいでしょう。このCDSを購入する側は、売り手側に対して定期的に保険料を支払うことで融資先のデフォルト等のリスクを回避できるというわけです。

 

・デフォルト・リスクすらも商品化してしまう彼らの「金融工学」にはあきれるしかありませんが、悪化の一途をたどるサブプライム問題はそんな彼らの思惑をも超えて、債権のデフォルト確率を高め続けていきます。その結果、保険金の支払い確率も高まることになり、売り手側である彼等自体がデフォルトに陥ってしまう可能性が出てきてしまいました。 

  

・さらに悪いことにはCDS自体が証券化されて、先に紹介したCDO(資産担保証券)などに組み込まれて販売されたため、どの金融機関、どの企業が、どれだけのCDSをどのような立場(売り手側か買い手側か)で持っているのかーというその一切が茫洋とした霧に包まれてしまったのです。

 

・推定では。4000億ドルが保証契約上の元本とされているので、この場合、100パーセントから8.625パーセントを差し引いた91.375パーセントを、CDSを発行した側が保険金として支払うことになり、3600億ドル超の保険金が発生します。ただし、CDS同士や手数料等の相殺によって実際にはその額の2パーセントが現金などの形で支払われることになりました。このCDS清算を戦々恐々とした思いで見守っていた金融業界の人々は、ほっと胸をなでおろしました。

 

・しかし、喜ぶのはまだ早い、ということは誰もがわかっています。アメリカ産業界を代表するGM(ゼネラルモーターズ)の破綻は、オバマ政権が国有化を断行したことで、なんとか軟着陸できましたが、これが焼け石に水であることは、誰が見ても明らか。ニューヨーク市場の株価が持ち直したように見えても、実際の経営状況はどの企業もお寒い限りであり、その見せかけの相場が崩れたときには、一気に経済崩壊が起きてくることでしょう。

 

 

 

『神々のルーツ』

太古の昔から、宇宙人は地球に来ていた

(ジョージハント・H・ウィリアムスン)(ごま書房)1997/5

 

 

 

<太古の昔から宇宙人は地球に来ていた>

 <邪悪な宇宙生命体オリオン>

 「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。あなたは、十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。」(ヨブ記)

 遠い昔、オリオンはプレアデスに魔手を伸ばそうとしたので、鎖につながれる運命となったーがいまやオリオンはその魔の手を地球に伸ばそうとしているのだ。オリオンはプレアデスを従えさせようと企てたのであろう。つまり、彼らは、“死の陰”にいたわけであり、オリオンは宇宙法則によって制裁を受けた。

 

 <神話の中のオリオン伝説>

オリオンの否定的宇宙人たちは、直接にこのオリオン星雲からやって来るわけではなくて、オリオンのごく近くにある太陽系から来る。宇宙人が用いるオリオンという言葉は、邪悪な勢力の源となっている区域一帯を意味するものである。

 

・古代人は宇宙機を示す形として円板を用いていたからである。たぶん、オリオンも、あのルシファーのように万物の王者たろうと企てたのであろう。ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使った。

 

・バビロンのタルムードには次のように述べてある。「オリオン座の熱がなかったら、プレアデスの冷気のため世界は滅びてしまうだろう。プレアデスの冷気がなかったらオリオン座の熱のために世界は滅びてしまうだろう」

 

これは善と悪という二つの極性なしには創造はありえないことを示すものだ。オリオンという否定力(悪)がなかったら、肯定力(善)プレアデスにも進歩のための刺激がなくなる。否定力があるからこそ、肯定力も螺旋を描きながら向上してゆく。否定力がなかったら宇宙に進歩はないのだ。いや宇宙そのものさえ存在しないだろう!

 

 <侵入者に肉体を奪われた地球人>

・オリオンの周囲を無数の小さな丸い天体が取り巻いていますが。これらの天体はオリオンの戦闘部隊で、戦争の種を求めて目を光らせています。オリオン人は、ほかの遊星の平和を乱し、その正義の機能を妨害します。彼らは、旧式な宇宙機をまた使用しており、科学的にはそれほど進歩していないのですが、ただ自己投影にかけては名人であって、他人にも干渉し妨害することに専念しています。

 

・オリオン人は私達と違って宇宙連合には属していません。

オリオン人は地球への侵入者です。その故郷はオリオン星雲の中の無数の太陽系です。オリオン人は目的とする攪乱に失敗すると、オリオンには帰らないでシリウスに行きます。それが彼らの輪廻なのです。彼らは、やはり完全への大道を学びとらねばならないのですから。

 

古代の伝説に登場する「蛇人」というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われる。伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とはこの投影の中心地だったのではなかろうか。“蛇人”“反キリスト”“侵入者”―これらはみな同一のもの、否定的極性を表すものなのだ。古代人は悪魔、魔神、魔法使いなどを恐れた。現代人でも未知なものに対しては恐怖を感じる。

 

 

 

 2012年の奇跡』  (愛の光でアセンション)

(中丸薫)(あ・うん)  2007/8

 

 

 

 2012年、地球は「フォトンベルト」に突入>

 20121222日、物質文明は終わる>

 <驚異的に正確な「マヤ暦」が示すもの>

・オルメカ遺跡からは、宇宙船のようなものに乗った人のレリーフが見つかっています。

 

・またテオティワカンの遺跡はその構造が天王星、海王星までの太陽系のモデルになっています。天王星が発見されたのは、18世紀の終わりですから、それよりはるか以前に天王星についての知識があったことに驚かされます。

 

・中でも、マヤ文明は、メソアメリカ一帯(中米のメキシコから南米のホンジュラスにかけての一帯)で3000年も続いた文明です。マヤの天文学の知識は驚異的です。マヤの太陽暦は紀元前5世紀ごろに作られたと考えられますが、地球の公転周期との誤差が「0.0002日」しかないのです。現在、私達が使っている16世紀に造られたグレゴリオ暦の誤差は「0.0003日」であることから考えると、その正確さに驚きます。

 

・マヤの暦にはもう一つ「長期暦」と呼ばれるものがあり、これは世界が始まった日から経過した時を現すもののようです。ここに記された「始まりの日」と「終わりの日」がいつにあたるのかが研究されています。その研究の結果としては、マヤ暦での「地球の終わりの日」は西暦20121222日となっているのです。この日、地球の何かが変化することを、マヤ暦も最先端科学も同時に予言していることになります。

 

 

 

『闇の権力とUFOと2012年』

中丸薫 矢追純一   文芸社   2011/2/28

 

 

 

<アメリカからの「年次改革要望書」によって改革されてきた日本>

・ご存知でしょうか。日本は、アメリカ政府から毎年「年次改革要望書」というものを突き付けられているんです。それがどういうものなのか、マスコミはそこで取り上げられていることを一切報道しません。以下は、要望書でどんな案件が取り上げられ、日本がいかに改造されていったのかを記したものです。

 

・アメリカの要望書通りに日本が変えられてきているということは、アメリカに経済戦争を仕掛けられ、そのままジリジリと攻め込まれているのと同じです。

 

1997年   独占禁止法改正→持ち株会社の解禁 

1998年   大規模小売店舗法廃止→大規模小売店舗立地法成立、建築基準法改正

1999年   労働者派遣法の改正→人材派遣の自由化

2002年   健康保険において本人3割負担を導入

2003年   郵政事業庁廃止→日本郵政公社成立

2004年   法科大学院の設置→司法試験制度変更

2005年   日本道路公団解散→分割民営化、新会社法成立

2007年   新会社法の中の三角合併制度が施行

 

・アメリカにとって都合のいい制度がこうやってどんどん取り入れられ、日本は法改正を次々進めてきました。

 

中でも小泉政権時代に推し進められた郵政民営化は、特にひどいものでした。

 

・アメリカが欲しかったのは、郵政が保有している約340兆円(当時)の資産に他なりません。

 

<日本が緊急になすべきこと>

・まず小泉改革の過ちを正すこと

・政府紙幣の発行による財源の確保

・食糧危機に備えて食糧の備蓄を増やす

・危機管理に万全を尽くす

・北朝鮮問題を対話によって平和的に解消していく

・アメリカ隷従をやめ、パックス・ワールドを志向する

 

 

 

『地球大維新』

2012年、世界次元上昇(アセンション)までどう生きるか

中丸薫   KKベストセラーズ   2011/9/25

 

 

 

<TPPの目的は農産品ではない>

・TPP交渉で米国が日本に対して狙っているのは、関税の撤廃ではないのです。

 

・郵政民営化は米国が強く要請していたものでした。アメリカを牛耳る「闇の権力」が狙っていたのは、郵貯の220兆円の資金、かんぽの1000兆円の資金、そして、日本郵政保有の巨大不動産資産でした。

 

・「年次改革要望書」が中止になった理由は、明らかにされていませんが、米国の意図は、TPPの交渉メンバーに何としても日本を引きずり込み、金融サービスの自由化の名目で、その巨大資産を手中にしようと画策している、というのが本筋のところでしょう。

 

<TPPの本当の危険性>

・TPPの実質的交渉相手は、じつはアメリカ一国にすぎないのです。

 

・米国のTPP参加の意図は、表面上自国の輸出振興と雇用拡大であることが分かります。

 同時に、農協の信用、共済部門の切り離し、農地の貸借許可の迅速化、食糧の検査基準の見直し、新薬の承認の迅速化、医療機関への投資、なども求めているのです。つまり、米国が思い通りにできるように各種の規制を撤廃・緩和せよと要求しているのです。

 

・もし当初のTPP8カ国で「ゴールデン・スタンダード」(各国の規制を一斉に緩めて通商をやりやすくすること)に合意できれば、日本、韓国その他の国を押しつぶす事ができる。それが長期的な目標だと。

 日本にいるとあまり感じませんが、ここで名指しされた韓国も実は長期化したウォン安で苦しんでいるのです。

 

・そのような国に他国から安い作物が一年中押し寄せてくるとなれば、結果は火を見るより明らかです。第一次産業は衰退し、老齢化した世代とともに廃業に追いやられることになります。日本の食糧自給率はさらに下がり、どれだけ物価が高騰しようと、食糧供給は他国に頼らざるを得なくなるのです。

 

・このように考えるとTPPは日本の富を支配しようとする米国の要求だといえます。しかし、その奥にある「闇の権力」のさらなる大きな意図も見極めなければなりません。

 国家間での関税の撤廃は、曖昧な国境を作り、やがて国境そのものの撤廃へとつながります。そして国境の撤廃は、やがて通貨統一への大きな足掛かりとなってゆくのです。

 

 

 

『世の中大転換に生きる50枚の重要カード』

中丸薫 船井幸雄     徳間書店  2011/3/12

 

 

 

<地球を支援してくれている惑星連邦のさらなる援助!>

・私たちの銀河系は12のセクション、あるいはセクターに分けられています。私たちの太陽系はセクター9に位置しており、このセクターには数百もの他の太陽系が含まれています。銀河司令部としても知られるアシュター・コマンドは、私たちの銀河内の数ある星系や次元からやってきた数百万もの宇宙船やボランティアたちから構成されています。銀河司令部は惑星連邦の一部で、銀河系のこのセクターを守っています。彼らの目的は、この惑星規模のアセンションの現サイクルを通じて地球を支配することにあります。

 

・アシュターは、私たちのセクターを担当する惑星連邦の司令官です。シルバー・フリート(銀艦隊)は私たちの太陽系を監視し、シャスタ山の内部にスペースポート(宇宙船基地)を持っています。シルバー・フリートは、主に地底都市から来た人々で構成され、テロス出身のアントンがその司令官です。

 

・アメリカ政府はテロスやその他の地底都市の存在を古くから知っており、特に1950年代以降、テロスやシルバー・フリートの情報にアクセスするため、内部に入り込もうと試みてきました。

 

 

 

『妖怪たちのラビリンス』    西洋異界案内

菊池章太   角川学芸出版   2013/2/23

 

 

 

<怪奇現象を求める心>

・心霊写真を撮影する方法はたくさんある。

明治時代に圓了が見抜いたとおり、故意ではなく偶然にできてしまう場合もある。両面に白いフワフワしたものが写っているのを心霊写真だといってよく見かけるが、たいていはレンズに逆光が入ったときに起きる光の乱反射である。フレアと呼ばれる現象である。写真屋さんならば見てすぐにわかるしろものだという。

 

・というわけで、昔も今も心霊写真になんらかのからくりがあることはどうやらまちがいなさそうだ。百パーセントからくりがある、と言い切ってしまう人もいるが、どうも筆者はそこまで断定する勇気がない。断定したくない気も、じつを言えば少しだけある。

 

・心霊写真の話を大学でしたときの学生の感想には、「おかげですっきりしました」というのがいつもある。「家族で写真をとると、いつも手とか足とかが余分に写っています。SDカードごとお祓いをしてもらったほどです、これで安心です」などというのもあった。かと思うと、「夢がこわれた」というのもあった。

 

<宇宙人はとっくに来ている>

・最後に突然だが、宇宙人はいるだろうか?

 

・こんなにでかい宇宙のなかで、地球にしか生命体がいないなんてよほどへんな気がする。ただ、いるとしても地球人が考えるような形態ではない気もする。形があって目に見えるということ自体、すでに人間の発想ではないか。電波みたいな生命体、といってもすでに私たちの理解の範囲に入ってしまっている。

 

 なんらかの生命体がいるにせよ、それは私たちの想像をまったく超越した次元で存在するのではないか。そんなのが円盤に乗ってやって来るなんて想像しにくい。乗り物がないとだめというのも地球人の考えることだろう。

 

・目にも見えず、耳にも聞こえずに侵入してくるかもしれない。もうとっくに来ているかも。

 私たちは心霊写真をこわがっている人や宇宙人を信じている人を笑うことはできる。でも、きちんとした情報収集も検証しないで「そんなバカなものありっこない」と頭ごなしに決めつけるとしたら、それは目クソ鼻クソを笑うというやつだ。無批判に頭から決めてかかるというのは、信じやすい心を持っているのとどっちもどっちだと思う。

 でも、どちらかといえばすぐに信じてしまう方に、筆者は近い。

というわけで、宇宙人の到来に胸をときめかせながら、今日も妖怪学の研究にいそしむのであった。

 

<大学の講義で妖怪>

・大学の講義で妖怪?本気で?

誰もみなそう言う。筆者の勤務する大学では120年前に妖怪学の講義が行われていた。それが3年前に本気で復活したのである。毎年千人を超える受講希望者がおり、関東一円にある大学の5つのキャンパスを結ぶテレビ中継で行われている

 

・新しい時代の妖怪学は何をめざすべきか、試行錯誤の連続である。最初は妖怪学の創始者である井上圓了の時代を出発点として、歴史をさかのぼりながら日本の妖怪現象をたどってみた。

 

・筆者は大学で妖怪学を講義している。冗談だと思うかもしれないが、正規の科目である。単位も認定するのである(もちろん単位を落とす学生もいる)。

 

・勤務する大学では明治時代にすでに妖怪学という講義が行われていた。創設者である井上圓了がみずから担当した科目であった。

 井上圓了は哲学者である。文明開化の世に哲学をひろめようとした。

 

いた時代である。不思議なことが妖怪のしわざと考えられていた時代である。哲学という合理的な知のいとなみをめざす圓了は、迷信を打破し、妖怪を撲滅しようとくわだてた。そのために限界を研究し、不思議な現象の解明をめざしたのである。

 

<ゾロアスター教の徹底ぶり>

・その点でもっと徹底しているのがゾロアスター教である。古代イランの宗教であるゾロアスター教では、世界は善と悪というふたつの原理から成り立っていると考える。これは世のなかを動かしていく原理だから、神ではない。けれども神殿の壁などに神さまのような姿で表されてきた。

 

・善の原理は光をつかさどっている。アフラ・マズダーという。

悪の原理は闇をつかさどっている。アフリマンという。

 アフラ・マズダーは、この世界が百パーセント善に満ちた世界になるまで、アフリマンに対して戦いをいどみつづける。悪を完全に滅ぼし尽して、光に満ちた大地を完成させ、完全無欠な善の世界を実現させる。その時まで戦いはやむことがない。

 

・悪は悪で、この世界が百パーセント天然まじりっけなしの真っ黒な闇の世界になるまで、善に対して戦いをいどみつづける。

 

・人間として生まれたからには、この戦いに身を投じるのがあるべき姿である。戦いこそが人間の使命にほかならないのである!

 

<光と闇がきわだつところ>

・この話、何か思い出さないか?

 ゾロアスター教は今から三千年も前にイラン高原で生まれた。紀元前六世紀にはペルシア帝国の国教になり、中近東一帯にひろまった。その後、七世紀にイスラム教が成立すると、この地域はたちまちイスラム化していく。

 現在イスラム教が信仰されている地域は、もともとゾロアスター教が浸透していた地域だった。イスラム神学のなかにはゾロアスター教の思想が深く根をおろしている。

 善の実現という聖なる目的のために人は戦いつづける。聖なる戦い、すなわち聖戦の思想はここにみなもとがある。

 戦うことが人間のつとめだという西アジアの考え方は、東アジアに暮らす私たちにはおよそ理解を超えた考え方だ。

 

<あけの明星の転落>

 

・天使にいろいろ名前があるように、悪魔にもたくさんある。有名なのがルチフェルである。中世のラテン語で「あけの明星」を意味する。聖書にこうある。

「あけの明星よ、おまえはどうして天から堕ちたのか。おまえは心の中で言ったのだ。『おれは天に昇り、神の星より上に、いと高きもののようになろう』と」

 あけの明星である天使が身のほどもわきまえず、神さまよりも高いところに昇ろうとしたのである。もっと上へ行けるとうぬぼれた。そのあげくたたき落された。この世に恐るべきものがあることをわきまえなかつた。その思いあがった根性が転落の原因だった。悪事にもいろいろあるが、窃盗や横領ではなく、高慢が最大の罪とされたのである。

 明星が悪魔の正体である。ルチフェルを英語読みすればルシファー。

 

<悪魔祓いの代償>

・フランス中西部にルーダンという古い町がある。1632年にこの町の修道院で修道女たちに悪魔が憑いた。

 悪魔憑きはキリスト教の国では別にめずらしいことではない。21世紀の今も悪魔に憑かれたとうったえる人が大勢いる。ただ、このルーダンの悪魔憑きの場合は、修道女のほとんどがいっぺんに悪魔に憑かれてしまったのである。集団悪魔憑きであった。

 フランス中から悪魔祓い師が何人も派遣された。大がかりな儀式がくりかえされたが、修道女たちの悪魔憑きは一向におさまらなかった。

 そこで悪魔祓いの本家であるイエズス会に要請がくだる。ジャン=ジョセフ・シュラン神父が派遣されることになった。

 

・シュラン神父はそれまで行われていた仰々しい悪魔祓いの儀式をしりぞけた。修道院の小さな部屋でジャンヌの語る言葉に耳をかたむけ、ともに神に祈る。そしてともに悪魔と戦う。そういう方法を選んだ。現代のカウンセリング療法にも似た密接な方法をこころみたのである。

 

<「少女のころからずっと」>

・ルーダンの悪魔憑きも映画の題材となっている。1961年のポーランド映画『尼僧ヨアンナ』である。舞台はポーランドに変えてある。

 

<クリスマス・イブの幽霊>

・ディケンズはイギリス文学を代表する作家のひとりだが、彼の作品には幽霊がけっこう出てくる。『クリスマス・キャロル』はその典型である。原作のサブタイトルに「幽霊物語」とあるくらいだ。この作品が書かれたころ心霊主義が普及しはじめた。心霊写真の登場はそれから少しあとになるが、霊という見えないものの姿を視覚的に表現するうえで、この作品があたえた影響はたいへん大きかったと思う。

 

 

 

『UFOと地底人』 

ついに明かされた異星人と空洞地球の真実

  中丸 薫    GAKKEN   2009/1

 

 

 

<作家とテレパシー>

・SF作家のアイザック・アシモフはニューヨークの私の家で話している時に、突然、こんなことを言い出した。「あなたみたいな神が信じられて永遠の生命が信じられるなんてうらやましいですね」

 

・「あら、でもディケンズさんは、夢の中で小人が出てきて、不思議な物語を話してくれたので、起きてすぐにそれを書き留めたらーそれがあの名作『クリスマス・キャロル』になったそうですよ」

 

・そういうと彼は驚いたような顔をしてこういった。

そうなんですか。でも僕の場合は夢じゃなくて、現実に出てくるんですよ」「え?」その言葉に私は、思わず耳を疑った。詳しく聞いてみると、アシモフがタイプライターの前に座ると、実際に5~6人の小人が出てくるのだ。そして周囲でいろいろなことを話してくれるというのだ。

 

・「僕はそれをタイプライターに打っているだけ、書くだけなんです」

私は、「まさに、それこそが心の世界なんですよ」と言った。

「アシモフさん、どうやってそれをあなたのお好きな科学で説明できるんですか。説明できないからこそ、それを心の世界というのですよ。現にあなたは、そうやって366冊ものSF小説を書いたわけでしょう?」

 

 

 

『世界予言全書』

トニー・アラン  原書房  2011/9/22

 

 

 

<ハヌッセンの「予言」>

・エリック・ヤン・ハヌッセンは、当時ドイツで相当な名声を博した、舞台催眠術師であり千里眼だった。人気の占星術週刊誌も発行し、個人顧客向けコンサルタントも粉っていた。予言の的中率を上げるため、盗聴器を利用していたとさえいわれている。

  ユダヤ系という事実にもかかわらず、ハヌッセンはナチの中に人脈を持ち、ヒトラーに演説指導をしたとさえ伝えられている。ところが、彼にもナチの中に敵がいた――秘密国家警察ゲシュタポは、ハヌッセンのユダヤ人としての出自を知っていた。 

  

・ハヌッセンが19331月に、ヒトラーの占星図から運勢を読み取り、今月30日にドイツ政権を掌握すると正確に予言したとき、内部情報を入手していたにちがいないとの声が上がった。同じ批判は翌月にももちあがったが、その時ハヌッセンは驚くべき公表をしたのだった。226日付の新聞にその言葉が引用されている――「共産党員による血も凍る犯罪が起こる。燃え盛る炎が見える。世界を明々と照らす恐るべきたいまつが見える」。翌日の夜、予言は、国会議事堂放火事件という恐るべき形で現実のものとなった。ナチスは当然のことながら、共産党員がベルリンの国会議事堂の建物を焼き払ったとして非難したが、じつは左翼勢力一掃の口実として、ナチみずからの指示で放火されたのはほぼまちがいなかった。

 

・ハヌッセンが予言するにいたった経緯は、依然謎のままだ。交霊会の席上、同僚の霊媒師マリー・バウトラーが実際にその予言を行なったという憶測もある。いずれにしても、放火のニュースを事前に大々的に言いふらしたとして、激怒したナチ党員がいたことは明らかだった。数日後、ハヌッセンは公演へ出掛ける途中、取り押さえられ、自分の車の中に押し込まれた。その後、ベルリン郊外の森の中で、銃弾の穴だらけになった彼の死体が見つかった。

 

 <近代の預言者ジョセフ・スミス>

1823年の17歳のスミスは、寝室で祈りを捧げているとモルモンという名の天使が現れて、その天使から地上に神の教会を復興するために選ばれた人間であると告げられた、と宣言した。4年後近くの丘で、その天使がスミスに、見知らぬ書体で「改心したエジプト人」と刻まれた黄金板を手渡した。黄金板と一緒に、ウリムとトンミムという2つの石も授かり、その石はスミスに言語を翻訳する不思議な能力を与えた。

  

1830年に出版されたスミスの努力の結晶は『モルモン経』で、行方が分からなくなったイスラエルの部族の運命が綴られていた。その部族は、キリスト降臨の何世紀も前にアメリカへ移住したという。この新しい啓示の預言者として、スミスは12使徒の身分に備わる権利も付与され、教会を設立・運営して、布教活動をする権限を神から授かった。

 

 <約束された土地の幻視>

・物故した指導者ジョセフ・スミスに霊感を受けたモルモン教徒は、約束された土地を求めて集団移住を続けた。それを指導したのがブリガム・ヤングだった。18477月ヤングは、わずかな一団を山の上へ連れていき、そこから眼下に広がるソルトレークの谷の雄大な風景を眺望した。ヤングは、ここが選ばれた土地であると宣言し、ノーヴーでの幻視体験で、スミスが自分に自分たちが今いるこの山を示し、その山陰に理想の共同体を建設するよう指示したと主張した。今日エンサイン・ピークとして知られるその場所は、現在のソルトレークシティーの真北に位置している。

 

 <ノストラダムス>

・ノストラダムスは世界の誰もが知る大預言者であり、世俗的な予言者である。だが、依然謎めいた存在だ。霊を呼び出す祈祷についていくらかほのめかしただけで、ノストラダムスは自分の予言法を秘密にした。ノストラダムスのような予言の伝統はこれまで存在しなかった。この予言者がどんな偉業をなしとげたか確かなところは誰にも分からない。

 

・高尚な思想家の代表は、学者で修道士のロジャー・ベーコンで、600年先に登場するエレベーターや飛行機を予見した。一方、自然児には、チェシャー州の阿呆ロバート・ニクソンやアメリカの「眠れる予言者」エドガー・ケーシーといった人物がいる。ロバート・ニクソンの千里眼の能力は、まったく自然発生的で制御不能だった。エドガー・ケーシーは、1960年代にアトランティス島の一部が海底から再び姿を現すと信じていた。

 

 <眠れる予言者>

・アメリカの西部地域で大地が割れるだろう。日本の大部分は海中に沈没するにちがいない。ヨーロッパの高緯度地方は一瞬のうちに変貌を遂げるだろう。アメリカの東海岸沖に大陸が出現するだろう。

 

19341月にエドガー・ケイシーが、トランスで予言した大規模な地殻変動にかんする予言。実現しなかった。

 

・近年いささか評判が下降気味とはいえよく知られた予言者に、エドガー・ケーシーがいる。

 

・ケーシーは1877年、ケンタッキー州ホプキンズヴィル近郊の農家に生まれた。7歳か8歳のとき、森間の空き地に座っていると、まるでおとぎ話のように、眩い光が差してきて、どんな才能を授けて欲しいかとたずねる声が聞こえた。ケーシーはヒーリングの天分を望み、以後驚異的な治療の力をもつようになったといわれている。

 

・人々の話では、ケーシーは献身的な治療師で、患者に大いに役立ったという。それに比べ予言者としての記録は、今日色褪せて見える。生前は、1929年のウォール街の株価大暴落と第2次世界大戦を予言した人物として知られた。

 

・『超人ケイシーの秘密』は、1930年代中葉にケーシーがトランス状態でその概略を述べた、地球物理学上の物々しい警告の数々に的を絞って紹介している。警告は、地球が19581998年の間に、一連の大規模な地質学的大災害に見舞われることを示している。地球の極性軸が移動し、その結果地殻変動が起こって、大々的な規模で土地の移動を引き起こす。サンフランシスコは破壊され、カリフォルニアは大洋の中へ滑り落ち、北ヨーロッパや日本の大部分も同様となる。ニューヨークも最終的には破壊される。そしてケーシーは自分が2100年に地球へ舞い戻り、かつてマンハッタンだった瓦礫の中に降り立つ幻を見た。

 

・言うまでもないことだが、こうした出来事は現実には何一つ起こらなかった。そのうえ幸いなことに、もう一つの予言も実現しなかった。それは1999年に三度目の世界大戦が勃発し、文明の終焉が訪れるというものだ。

  ケーシーは、自在にトランス状態に没入するという、稀有な才能をもっていたかもしれないが、出版された予言の証拠を見るかぎり、潜在意識の幻視は未来へ直接つながる確かな道筋をもっていなかった。

 

 <ポキプシーの千里眼>

・年月がたつにつれて、その名声が凋落してしまったアメリカの予言者に、もう一人「ポキプシーの千里眼」の異名をもつ、アンドルー・ジャクソン・デーヴィスがいる。エドガー・ケーシー同様、デーヴィスは幼少期に幻視を体験し、予言者としての道を歩み始めた。

 

・その想像の産物は、初期の機械文明のものと酷似していた。馬がなくても走る客車、プレハブ方式の建物、表音綴り字、それに、ピアノが曲を奏でるように、即座に人の着想を印刷できる装置――これはコンピュータを予想したなかなかの描写といえる。だが、デーヴィスは重大なミスも犯した。未来の生活は火星、木星、土星で営まれるだろうと考えたのだ。今日、彼の著作はほとんど読まれていない。

 

 <太平天国への血塗られた道>

・西洋と同じく、中国にも千年王国を信じる革命家の伝統がある。そうした革命家は、危機の時代に地上に楽園を創設すると約束してきた。だが、洪秀全ほど社会に甚大な結果をもたらした革命家はいない。太平天国を創設する試みは19世紀中葉、中国中部の大部分を荒廃させ、推計2000万人もの人々が亡くなった。

  洪秀全は広東港に近い中国南部の貧農の出身で、両親は当時出世コースだった難関の官吏登用試験、科挙に合格することを望んでいた。ところが、秀全は試験に何度も落第してしまい、三度目の試験に落ちた後は村へ帰る途中、精神衰弱に陥り、数日間譫妄状態に苦しむありさまだった。意識が朦朧とするなか幻視を体験し、その幻が長い間記憶に留まることになる。

  

・幻の中で秀全は、髭の紳士の御前にいた。竜の図柄の裾の長い黒衣をまとい、つばの高い帽子をかぶったその人物から、自分の父だと告げられる。父は、地上の民に命を与えたのに、民は悪魔に導かれ道に迷っていると嘆いた。不正を正すべく、秀全に宝剣と金璽を授けた。秀全が悪魔排撃に乗り出すと、兄は金璽を高く掲げ、その輝きで悪魔の目を見えなくした。敵が降伏するや、秀全は再び天に迎えられ、父から道徳の教えを授かると、下界へ戻って人心の浄化を貫徹する使命を課された。

  

・やがて、秀全は健康を回復し、帰郷すると学校の教師になった。そのわずか6年後のこと、あるキリスト教宣教師が書いた『観世良言』と題された布教用冊子を偶然目にする。この冊子を読んだことが、秀全の人生を一変させた。たちどころにあの不可解な幻の意味を、キリスト教の教義に見出した。父はキリスト教の天帝であり、悪魔退治に加勢してくれた兄はイエス・キリストだったと悟った。そして自分自身は天帝の次子であり、神聖な使命をゆだねられたのだ。中国にキリスト教を広めるだけでなく、国家を支配している悪魔を一掃するという使命を。

  霊感を得た秀全は、布教活動に乗り出した。その煽動的な言説に、人々は熱心に耳を傾けた。

 

 <太平天国の乱>

  ほどなく秀全は、おもに貧困層の間で支持を集めただけでなく、政府に不満をもつ学生や重税に苦しむ農民や商人からも多くの支持を得た。一団は1851年、南部の永安市を占領し、ここを拠点に秀全はみずからを「天王」と宣言し、運動の目的は清朝打倒と偶像破壊であると布告した。

  1853年、洪秀全率いる太平天国軍は南京を手中に収め、その勢いは50万の軍勢に膨れ上がり、洪秀全は野望を達成できるかに見えた。1856年、清朝がイギリスの起こしたアロー戦争に巻き込まれて以降、ますます形勢有利が濃厚となった。

 

 <ユートピアとその仲間たち>

・歴史的に見ると、未来にかんする合理的な考察は、いわゆるユートピア小説という形式で存在してきた。ユートピア小説は、著者の社会とは時代も場所もへだたった想像上の社会を描く。このジャンル名は、1516年に出版されたトマス・モアの小説『ユートピア』に由来する。

 

 <共産主義の先駆的存在か>

・モアの『ユートピア』は農業国家であり、財産は共有化され民間企業は禁じられている。個人のちがいは社会階級ではなく、役職と長所に基づく。ユートピア島は各農場が中央をぐるりと囲むように建設され、どの農村の世帯にも40人以上が暮らしている。毛沢東の中国とは異なり、ユートピア島では農業集団は世帯で組織されている。労働時間は毎日6時間に制限され、自己改善に励む人々のために早朝に公開講義がある。食事は皆で集まって、啓発的な書物の朗読を聴きながら行なう。都会と農村の労働者を定期的に入れ替えることも行なっている。都会の人々が、土地に対する帰属意識を失うのを防ぐためだ。

 

・富や虚栄はあらゆる種類がさげすまれる。ユートピアでは、貴金属の人気が下がるよう、しびんは金や銀でできているし、宝石は子どもの遊び道具と見なされている。宝石で飾り立てた外国の大使が到着したとき、「まだ小さな子どもであるかのように」見えたため、嘲笑で迎えられた。衣服は質素で、見た目より耐久性重視で作られている。賭博はご法度で、弁護士も禁止されている。「言葉の駆け引きが減るので、それだけ真相も早く明らかになる」。恋人たちは、セックスの相性が悪くならないように、結婚前にお互い裸の自分を見せることが奨励される。しかし、婚外の性交渉は重罪を宣告され、罪を犯した者は「もっとも厳しい奴隷刑」に処せられる。

 

・しかし、その他の点でユートピアは、毛沢東思想とは著しく異なっている。生活の中心に宗教があり、信仰は理にかなったもので脅迫的なものではない。

 

 <予言された全体主義>

・ベーコンと同時代に生きたイタリアのトンマーゾ・カンパネッラも、科学の可能性に魅せられた人物だった。カンパネッラの場合は、その情熱がやがて危険なものとなる。ドミニコ会の修道士だったカンパネッラは、新しい思想に関心を持ち、キリスト教会と対立を引き起こす。過激な思想から窮地へと追い込まれ、異端審問で有罪とされ27年に及ぶ獄中生活で、自著でもっとも有名な『太陽の都』を執筆する。

 

・カンパネッラが受けた苦難に照らして、彼の理想の都市がじつはひどくつまらない場所だというのは、大きな失望といえる。東洋のどこかの丘の上に建設された「太陽の都」は、修道院のような政策方針で運営されている。統治者は厳格な哲学者の「形而上学者」で、博覧強記であることから選出された。「形而上学者」には、3人の補佐官がいて、役職名はそれぞれ「力」「知恵」「愛」である。

  

・これらの人物が、市民生活をほぼ完全にコントロールしている。市民は私有財産に執着する危険を避けるため、命令で6カ月ごとに転居しなければならない。全員、まったく同じくるぶしまである白い長服を着る。服は月に一度洗濯し、年に4回取り替える。セックスは個人の快楽のためではなく国益のためのもので、厳しく管理されている。行政官が優生学の見地から、どの人がどの人と枕を交わすべきかを決定する。たとえば均整の取れた子どもが生まれるよう、太った男は痩せた女と、痩せた男は太った女と組み合わせるといった具合に。占星学者と医師が相談して、性交に最適な時間を決定する。「食物が完全に消化し、お祈りを済ませた」予定時刻に、幸運なカップルは寝室へと案内される。その部屋には「偉人たちの美しい彫像が並び、それを眺めながら、女性たちがよい子宝に恵まれるよう主に祈る」具合になっている。

 

・さらにカンパネッラの独創的な着想として、物語の都市の壁は芸術作品で装飾されている。数学の公式からさまざまな形の動植物まで、あらゆるものが描かれ、その傍らに解説が添えられている。楽天的にもカンパネッラは、どこもかしこも教育めいた広告で囲まれれば、子どもは10歳までに教育を完了できると考えた。少なくとも男子市民は「一番骨の折れる仕事が、一番賞讃に値する仕事と考えられている」ので、それ以後子どもは、逃れられない労働に明け暮れる人生を心待ちにするようになる。

  どんなに良心的なつもりで書いたとしても、太陽の都が全体主義であることに異論の余地はない。そして、全体主義の予言が現実のものとなるにつれて、総じて理想社会ユートピアは魅力を失う運命にあった。

 

 <ガリヴァと火星の月>

・見事に的中した予言が、空想世界を描いたジョナサン・スウィフトの最高傑作『ガリヴァ旅行記』に登場する。この小説は1726年に出版された。空に浮かぶラピュタの、未来を先取りした科学を描き、スウィフトは、ラピュタの天文学者が「火星のまわりをまわる2つの小さな星、つまり衛星」を発見したと述べている。火星の2つの月フォボスとダイモスが最初に観測される、150年以上も前のことだ。2つの月は1877年、ワシントンDCのアメリカ海軍天文台に勤務していたアサフ・ホールが発見した。さらにスウィフトは具体的にこう述べた――2つの衛星は、それぞれ惑星の直径の3倍と5倍の距離の軌道で惑星のまわりをまわっており、一周にかかる時間は、それぞれ10時間と21.5時間である。実際には、公転半径が、惑星の直径のおよそ1.5倍と3.5倍であり、公転周期が、8時間と30時間である。

 

 <ジュール・ヴェルヌと科学技術に馳せる夢>

・ヴェルヌが好んだ旅行手段は、想像力だった。科学者ではなかったが、当時の科学の進歩が切り開く可能性に心酔していた。ヴェルヌは時代の科学的知識を投影し、未来に何が待ち受けているか、驚くほどはるか先のヴィジョンまで思い描くことができた。

 

 <フィクションの中の予言>

・ヴェルヌの予言は長大だ。一部にはこれから実現するものもある。1863年に第1『気球に乗って5週間』を出版したときから、ヴェルヌは飛行の可能性に創作のひらめきを得てきた。1886年出版の『征服者ロビュール』の物語の中心は、空気より重い飛行機械である。英雄は、その乗り物の製造に成功しただけでなく、快適に陸海空を走れる機械も発明する。『海底2万里』のノーチラス号は外洋航行可能な潜水艦で、その種の船舶を実際に建造できる科学技術が存在する。何十年も前に想像された。最初の原子力潜水艦登場の1世紀前のことである。

  

・ヴェルヌの想像力の産物の多くは、もっと最近の技術革新も予知していた。ある小説では、町議会議員がテレックスとEメールの機能をあわせもったようなシステムを使って、家庭にいながらにしてお互いに意見を交換する。ヴェルヌはエレベーターや動く歩道も予知し、「つねに室温が一定の」冷暖房装置が備わった、高度300メートルの摩天楼も思い描いた。

 

・晩年に向かうと、ヴェルヌは科学技術の悪用に関心が強くなる。1895年出版の『動く人工島』や死後出版された『サハラ砂漠の秘密』のような小説の中で、ヴェルヌは全体主義社会を予見した。テクノロジーが人々を解放するためではなく、奴隷にするために使われるのだ。破砕性爆弾、ミサイル、電波を流す拷問器具といった恐怖の数々が、ページのあちこちに登場する。そして悲しいことに、テクノロジーによるヴェルヌの若い頃の理想主義的な解放の夢が、先見性に優れていたのとちょうど同じように、この悲観主義的な悪夢も、まさに現実を洞察したものであることが判明した。

 

 2889年のアメリカ>

・ヴェルヌのあまり知られていない著作の一つに、1889年アメリカの雑誌に掲載された一文がある。1000年後のアメリカの生活がどのようなものか、面白おかしく予言したものだ。まだヨーロッパ列強が、世界に君臨していた時代に執筆したにもかかわらず、ヴェルヌには、すでに超大国アメリカの姿がありありと見えていた。アメリカ大陸全土を支配下に置くだけではなく、イギリスを植民地にしていた。

 

・未来のアメリカ国内では、メディアの大事業家たちが「音声によるジャーナリズム」の帝国の最高位に君臨していた。ヴェルヌは、放送メディアを予見していたのである。さらに、遠く離れている人々が、お互いの顔を見て話ができる「音声写真電送機」と呼ばれる、ウェブカメラに似た装置も予言した。だが、環境にかんする予見はおおかたまちがっていた。ヴェルヌは、巨大広告が光線で空に映し出される世界を予見していたし、ものすごい田舎でさえも電線が巨大なクモの巣のように縦横に張りめぐらされると考えていた。

 

 

 

 『カリスマへの階段』

  (コリン・ウィルソン) (青土社)1996/3

 

 

 

<多くの宗教の教祖には、天使との神秘体験があるようだ>

・モルモン教は、ヴァーモンド州生まれの農夫の息子ジョセフ・スミスにより1805年に創始された。スミスによると、モロニという天使が1823921日の夜に現れて、アメリカの原住民の歴史が刻まれた黄金の板一揃いが埋まっている場所―ニューヨーク州パルミラから6キロの丘の中腹―を教えてくれた。スミスが最終的にこれを発掘するのは、1827年のことになる。最初の弟子―農夫マーティン・ハリス―が寄付した50ドルで余裕ができると、スミスは銀の眼鏡「ユイリムとトウミム」の助けを借りてこれを翻訳し、1830年に「モルモン経」として出版した。(黄金の板は、天使モロニへ戻されたので、スミスのほかにこれを見た人間はいない。ただし、スミスは、その一部を紙に書き写し、弟子ハリスに命じ、これをアントンというニューヨークの学者に鑑定させたところ、文字は本物との回答が得られたと言う。)「モルモン経」の一部の「レヒの書」は弟子ハリスの妻により悪魔の作として火に投ぜられた。

 

・「改良エジプト語」で書かれた「モルモン経」は、5世紀にバベルの塔からやって来たヤレド人の入植からアメリカの歴史を述べると語っている・・・・・イエス・キリストは十字架で死んだ後にアメリカに現れて福音を説いた。

 誰もスミスも詐欺師と信じて疑わない。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿