2015年3月24日火曜日

大人たちはふと気付くのでした。いつの間にか顔の色がやや赤い女の子が一人混じっています。ニヤの隅から「隅こわらし」が出て今日も遊んでいるのです。今回のこの一冊はひょっとすると“『遠野物語』以前の話”といった位置を示すかも知れない。


 

 

 

『座敷わらしを見た人びと』

高橋貞子     岩田書院      2003/6

     

 

 

 

 

・今回の仕事に関し彼女は「はじまりは、昭和20年代半ばでしたが、おわりは平成145月を迎えていました」とし、その間「黒髪の若妻は、今や白髪の姥となって」と記している通り、これは生半の事ではなかった。

 

・それというのも、そもそも“河童”や“座敷わらし”は、通常私共にはこの世における「未確認動物」たちである。しかるに高橋さんにとってのそれは、ともども常日頃共生しているごく身近な存在であって、決してミステリー・アニマルではない。

 

・たとえば、ここに収められている「隅こワラシ」には、

 中舘家のニヤは、とくべつ広かったので、いつも子どもたちのよい遊び場になっていました。子どもたちが大勢集まって、遊びに夢中になっているとき、大人たちは、ふと、気付くのでした。いつの間にか、顔の色がやや赤い女の子が一人、混じっています。ニヤの隅から、「隅こわらし」が出て、今日も遊んでいるのです。

 

・今回のこの一冊は、ひょっとすると、“『遠野物語』以前の話”といった位置を示すかも知れない。

 

 

<宮古の港町・鍬ヶ崎>

<入り船を知らせたザシキワラシ>

・「高島屋は、客の対応が早い。女たちがにこやかにむかえてくれて、お膳が素早く運ばれる」と、評判は評判を呼んで、高島屋は大繁盛でしたが、そのわけは、高島屋の二階に棲みついていた男の子のザシキワラシにありました。ザシキワラシは、入り船を知らせる合図を、前もって送ってくれていたのです。その合図は足音でした。

 ザシキワラシが、突然、二階の客間のタタミを、ドシドシドシ、ドシドシドシと、踏み鳴らして烈しく飛び跳ねると、階下の帳場に座っていた高島屋の主人は、

「ほら、ほら、ザシキワラシが入り船を知らせているぞ。まもなく港に船が入るぞォー。みんな、大急ぎで二階の客間にお膳を並べろ」と、大声で指図をしました。

 さあ、女たちも浮き浮きとなって、お膳を運びます。すると、ザシキワラシが現れて、お膳のご馳走をつまんで食べてまわりました。少しの間、ザシキワラシは、食べるのに夢中になっていました。お膳とお膳の間を跳びはねながら、少しずつ、ご馳走をつまみました。

 そんなザシキワラシを、高島屋ではだれ一人として、とがめたり、叱ったり、追い払ったりせず、いつも、好きなようにさせていました。

 まもなく、船びとたちが、ぞろぞろと高島屋にやってきます。女たちは、揃って出むかえ、客を二階の客間に通しましたが、そのとき、ザシキワラシは、もう消えていました。

 二階に、ご馳走を並べたお膳が、早ばやと運ばれているのを見て、船びとたちは、口ぐちに、「高島屋のこの対応の早さ。女たちの愛敬のよさと接待振りが気に入った」と、大満足でした。

 入り船を知らせたザシキワラシの合図は、一度もはずれたことはありませんでした。高島屋の繁盛は、まさにザシキワラシのおかげでした。みんなは、「不思議だ。不思議だ。ザシキワラシには、なんの能力が備わっているのだろう」と、言い合ったといいます。

 

<カッパ頭のザシキワラシ>

・舘家のザシキワラシは、髪を下げたオカッパ頭の、長い袂袖の赤い着物を着た愛らしい女の子で、日中のだれもいない奥座敷に現れて、一人遊びをしていました。

 舘家の人びとは、ザシキワラシを見ても、そっとしておきましたので、ザシキワラシはひとしきり遊ぶと、いつとはなしに、ひっそりといなくなっていきました。

 奥座敷には、よその人を泊めることがありましが、そんなとき、真夜中にザシキワラシが現れて、布団の周りをぐるぐる廻って遊んでいることもあったようです。でも、そっとしておくと、ザシキワラシは、いつとはなしにいなくなっていました。

 また、舘家にお客用の紅絹で仕立てた組み布団があり、この赤い布団に寝せてもらった人がザシキワラシを見たとも伝えています。

 ザシキワラシという物は、見ても追い払ったりせず、そっとして遊ばせておくものです。ザシキワラシは、その家に福を運んでくる縁起のよい物で、ザシキワラシのいる家は栄えるといいます。

 

<男の子のザシキワラシ>

・ユキさんは、名目利の千葉万太郎さんのところに嫁いでくるまで、五日市の村木家(当主・村木栄彦氏)で育ちました。村木家は、大きなりっぱな屋敷で、見事な中庭があり、中庭をかこむようにたくさんの部屋があったそうです。 

 昭和20年ごろのことです。ある日、ユキさんは、床の間の付いている部屋に寝せてもらいました。奥座敷ではありません。やがて、ぐっすり眠っていたのですが、真夜中にふと目が覚めました。

はっきり覚めたので、あたりを見回しました。

 なんと、ユキさんの枕のあたりに、男の子がきちんと座っているではありませんか。ザシキワラシだっ、とユキさんはおどろきました。絣模様の着物を着た34歳の愛らしい子だったといいます。

ザシキワラシが座っていた場所は、床の間の前でしたが、中央ではありません。横のほうでした。

五日市の村木家には、ザシキワラシばなしがたくさん伝わっていましたから、ユキさんは、このときも、「話に聞いていたザシキワラシが、ここに今、出たんだ」と思ったそうです。

 ユキさんは、かねがね「ザシキワラシは福を運んでくる物」と、聞いていましたから、騒がずじっとしていると、やがて、ザシキワラシは消えて、いなくなりました。

ユキさんは、その夜からずーっと今まで、「あの夜、たしかにザシキワラシを見た」と、思いつづけているそうです。

 

<―不思議の国「いわいずみ」からー>

・この本は、岩手県下閉伊郡岩泉町の人びとが、ひそかに語り継いでいた「座敷わらしばなし」を聞き書きして、一冊にまとめたものです。

 もともと私自身の、「座敷わらしってなあに?」という素朴な探求心からはじまりました。上梓に当たっては、次の点に留意しました。

(1) 聞き書きの軸は、岩泉町とする。岩泉町民の伝承していた話を蒐集しました。したがって、この本の舞台は、岩泉町のほか、近隣の田野畑村、普代村、新里村、宮古市、葛巻町にわたりました。

(2) 座敷わらしの年齢は、当時のままですから、数え年になります。

(3) 座敷わらしの性別と、服装について、ことのほかていねいに、くわしく聴き取るよう努めました。

(4) 座敷わらしの歩く音の表現は、たとえば、トチトチ、トチトチとか、ミチカチ、ミチカチや、ポトポト、ポトポトなど、話者の伝えた通りを大切に扱いました。

(5) 座敷わらしは、その家に付随した話がほとんどです。したがって、一話ずつについて、それぞれご了解をいただいてあります。

(6) 岩泉地方の座敷わらしばなしは、この本に収録した以外にもあります。

 

 岩泉地方には、座敷わらしのいた家は、旧屋敷がほとんどですが、50戸を越しましょう。座敷わらしを見た人は、現在3名(女性2名、男性1名)。座敷わらしの騒ぎを聞いた人は数名おられます。

 座敷わらしにはことばがなくて、人間との会話がありません。したがって、ドラマの展開がありません。灯りの少なかった昔、人びとは、何かを見たにちがいありません。いったい何を見たのでしょう。

 それは、きっと、きびしかった暮らしの哀歓をないまぜにして、人びとの心が豊穣であればこそ、世にもたらされた物ではなかったでしょうか。

 と、今は勝手な、ささやかな持論に支えられています。思えば、座敷わらしばなしの蒐集には、長い歳月がかかりました。はじまりは、昭和20年代半ばでしたが、おわりは平成145月を迎えていました。

 黒髪の若妻は、今や白髪の姥となって、ようやく上梓にこぎつけようとしていました。そして、見回せば、岩泉町の過疎化、少子化、人口減は、急激にすすんでいました。「これらを本にして後世の人びとに残さなければ」と、私の心ははやりました。

 

 

 




■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・ザシキワラシ(座敷童子)は異次元にいる「子どもの神様」のようです。ときたま、人間の目にも見えることがあったようです。現代でも話題になるザシキワラシは、東北地方の不思議な伝承です。「子どもの神様」は世界中に伝説があるようです。河童や鬼や天狗のように、日本中に「ザシキワラシ(座敷童子)」の伝説はあるのでしょうか。東北地方にザシキワラシの伝承はなぜ集中するのでしょうか。ザシキワラシは「子どもの神様」で進化した宇宙人のようです。神様が子どもの形態をとる理由は分かりません。神様ですから、身長や形態も自由自在に化身操作ができるのかもしれません。

 

・ザシキワラシはウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)にも記載されているくらい、よく知られた存在のようです。「岩手県下閉伊郡岩泉町の人びとが、ひそかに語り継いでいた”座敷わらしばなし”」がこれだけ多くありますので、東北地方ではどれだけあったのでしょうか。この本にも70話くらい載っています。子どもの神様は、その超能力が凄まじいようで、人間に与える印象も強烈のようです。

 

・ザシキワラシは異次元、アストラル界を出入りしているようです。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然眼に見えない世界です。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。つまり異次元移動ができる宇宙人、ザシキワラシがそのような能力を持っているようです。

 

・「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人は3万年ほど人類に進化しているそうです。プレアデス星人は、人類に6千年進化しており、恒星間飛行技術を持っています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「オリオンの邪体霊」といわれるように『闇の勢力』も存在するようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。あまりに進化している宇宙人は、「幽霊」のように人間には感じられます。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。
「地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にある」そうです。
 

・ちなみに、高橋貞子さんの書籍には『河童を見た人びと』、『山神を見た人びと』、『昔なむしー岩泉の昔ばなし』等があります。

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・ブログ名称 UFOアガルタのシャンバラ


・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか!?」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

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