2014年12月13日土曜日

人間と人間以外の動物・精霊・妖怪などとの結婚をかたる話で異類求婚譚、動物結婚譚などともよばれることがある。狐を母とする晴明の出生物語はこの異類婚姻譚に属する伝説の類型である。


 

 

 

『安倍晴明伝説』

諏訪春雄     ちくま新書     2000/12

 

 

 

<近世晴明伝説の漂流『安倍晴明物語』>

・江戸時代の寛文二年(1662)に刊行された、作者不明の仮名草子『安倍晴明物語』は安倍晴明の一代記をつづった小説であり、そののちの小説、歌舞伎、浄瑠璃などの文芸の晴明物に大きな影響を与えた。

 

<「由来」から生まれた『安倍晴明物語』>

・仮名草子の『安倍晴明物語』の作者は不明であるが、有力な説として浅井了意をあてる考えがある。浅井了意はもともと武士であったがのちに浄土真宗の僧侶となった人で、当時としては膨大な著作をのこした、第一級の知識人であった。当否の決定は今後の研究にまたなければならないが、『安倍晴明物語』は了意のような知識人の手になった作とかんがえるにふさわしい内容の作品である。

 

<動物と人間との結婚>

・民間陰陽師系晴明伝説の最大の特色は晴明の母親が狐であったという異常出生譚にある。伝説や説話の類型に異類婚姻譚とよばれる一群がある。人間と人間以外の動物・精霊・妖怪などとの結婚をかたる話で、異類求婚譚、動物結婚譚などともよばれることがある。狐を母とする晴明の出生物語はこの異類婚姻譚に属する伝説の類型である。

 

・超越的な力をもつ自然物の化身との結婚は多くの場合に人間に幸や福をもたらし、異常能力をうけついだ幼児の誕生をうながした。日本では三輪山の神オオモノヌシとイクタマヨリヒメとの結婚が三輪の君、鴨の君の祖先となる三輪山神婚譚やホホデミ(山幸彦)と鰐の化身トヨタマビメがむすばれて皇室の祖先になったという海幸山幸の神話などがその典型例である。

 

・鶴と人間との結婚は破局におわり、鶴が夫のもとに二度とかえってくることはなかった。人間が自然を抑制し、自分たちの力に自信をもちはじめると、動物の超越的な力にたいする信仰はうしなわれ、人間と動物の結婚に不自然さを感得する合理的思考が芽生えてくる。その段階がきたとき、異類婚姻譚は不幸な結末をむかえるようになった。

 

<晴明の母はなぜ狐なのか>

・日本の異類婚の形態は関敬吾の『日本昔話大成』によると22種もの多数が存在する。それなのになぜ陰陽師の職に従事して晴明を始祖としてあがめた被差別民たちはそのなかから狐女房譚を選択したのであろうか。蛇や鶴であってはならなかったのか。

 

・この問題を解くヒントになるのが、晴明誕生伝説にむすびつく諸国の神社に稲荷神社が多いという事実である。第7章冒頭で全国12か所のこの種の神社やゆかりの場所をあげた。そのうちの半数の6か所までが稲荷社であった。晴明信仰は稲荷信仰とむすびつく傾向があったことがあきらかである。

 

・聖神社は別名を信太神社といった。いつごろからこの信太明神という名称が定着したかはあきらかでないが、神社社宝の後白河法皇の直筆とつたえられる「正一位信太大明神宮」がそのままに信じられるとすれば平安時代の末ころまでにはそのよび名が生まれていたことになる。中世以降の信太妻伝説とむすびついて、この神社が登場するときはきまって信太明神の名でよばれていて、聖神社の名があらわれることはなかった。中世末に晴明誕生伝説が形成されたときにはすでに信太明神の名が確定していたとみてよい。

 

・信太明神という名称が確定したとき、聖神も稲荷神とみなされ、狐を眷属神とするようになった。すこし時代はくだるが、江戸時代の寛政七年(1795)成立の『和泉名所図会』には、「今信太社の稲荷の社壇に、葛の葉明神とて、一座を祀る」という記述があり、信太明神が稲荷社として理解されていた。

 この稲荷信仰を解明することによって、安倍晴明の母が狐でなければならなかった理由があきらかになり、さらに晴明伝説の本質についての知識もさらに加えられることになる。

 

・稲荷信仰は本来は稲に象徴される穀物神、農耕神にたいする信仰であり、その名前も「稲成り」に由来するといわれるが、さらに複雑な信仰がそこに習合させられたためにかんたんには把握できない内容をもつようになった。

 

<非合理にあこがれるオカルト志向>

・本書は、オカルト志向、超人待望のいずれとも無縁である。むしろ安倍晴明の真実の姿をあきらかにすることによって、その虚飾性をはぎとることに精力がそそがれている。しかし、本書はたんなる破壊の書ではない。虚像として結晶した安倍晴明伝説の形成過程を丹念に究明することによって、伝説に託された多くの人々の願望と悲しみに陽の光をあてている。それは、もう一つのあたらしい晴明像の創出である。

 

・本書で私があきらかにした諸点はつぎのようにまとめられる。

(1) 安倍晴明の実像は職務に忠実な国家公務員であった。ただ彼の

従事した職務が陰陽道という、科学と呪術のむすびついて特殊な用途をもつものであったために、彼は代々の権力者から重用された。

(2) 陰陽道は、中国から伝来した当時の科学、宗教、呪術の先端知

識を総合して、日本で誕生した。その先端知識は、単独で、あるいは道教や仏教の枠組みにつつまれて日本へつたわった。

(3) 晴明にかかわる数々の伝説は、大きく二つにわけることができ

る。一つは宮廷の陰陽寮から発して、京都、奈良、大阪などの中心地域にひろがった上級の陰陽師たちがそだてた、晴明の超人的な呪術力を称揚した伝説群である。式神も、道教の役鬼をベースに、この人たちが生みだした。もう一つは民間の下級陰陽師たちがそだてた信太妻伝説である。前者の素材となったものは、中国伝来の神仙譚であり、後者の素材は民間の異類婚説話であった。

 

(4) 民間下級陰陽師たちは、大陸伝来の陰陽師の伝統をまもった人た

ちであったが、陰陽術の日本化をはかった上級陰陽師たちの陰にかくれて、上級陰陽師系の伝説の中では、敗者、悪者の役割を演じることが多かった。彼らは渡来した被差別民であり、中世以降、歴史の表に登場するようになったとき、信仰する和泉国の信太明神の縁起譚として、晴明異常出生譚を生みだしていった。




■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・安倍晴明の伝説も多くの伝説のように、内容がどこまでフィクションでどこまでナンフィクションなのか時代とともに大きく変化してきているようです。安倍晴明の伝説や絵図は「作り話だ」という説もあるようです。太古からある「神々=宇宙人」の伝説も、時代により大きく解釈も変化してきています。とにかく、日本は神々の伝承や縁起の多い国ですが、すべてフィクションとするわけにはいかないようです。安倍晴明の狐の母親というのもイルージョンを起こせる宇宙人だったのかもしれません。

 

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。そのような進化したオリオン星人やシリウス星人が太古からに地球人とコンタクトしてきたと認識すれば、かなりの歴史的な事実・伝説が理解できるように思えます。

 

・神々は神智学でいうアストラル界やエーテル界で「動物」に変身できるそうです。イルージョンであるともいわれます。インド神話でも動物などに自由に変身できる神々の話が多いようです。イルージョンなどで、当時の人々にとって、異類婚姻譚とか稲荷信仰と狐と神々が結びつくようなのです。宇宙人との異類混血話が異類婚姻譚になったようです。昔は異類異形の宇宙人が多かったようです。

 

・現代でもグレイのような異類異形のバイオロボットといわれる小柄な宇宙人がメディアに載りました。また、人間の目には「動物」に見えるイルージョンだともいわれます。イルージョンが起こせるのは、かなり進化した宇宙人のようです。昔から「魔法使い」といわれた人々なのかもしれません。「神々(宇宙人)は時空を超えているので神々(宇宙人)といわれる」そうです。あたかも人間タイプの異星人はタブーになったかのようです。

 

・{神々=宇宙人}説も近年、唱えられた説で、学会で公認されたものではありません。「宇宙人」の存在も現代の地動説ともいわれている所以だそうです。「進化した人間タイプの宇宙人=神々」ということも、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いですから、メディアのメイジャーな話題にはなっていないようです。

 

・「死ねば誰でも神のようになる。また死後の世界(幽界や霊界)で神とコンタクトできる人もいれば、その上の次元に進まなければならない人々もいる」という説もあり、「人間の死後世界の存在」を認める人がほとんどの時代になっています。だれでも信仰から天国に行きたいからでしょうか。また欧米のコンタクティ(宇宙人から伝達接触されたという人)から様々な異星人情報が伝えられています。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という話もありますが私たち一般人は、当然詳しくはありません。これも現代の「地動説」のようです。

 

・ちなみに、「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、「異人」はオリオン星人だったそうです。

 

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UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか!?」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

 

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