2014年6月18日水曜日

宇宙の尊厳と大昔からの諸現象はどこにあるのかということを考えまして、これは宇宙根源の力の働きだと。宇宙の根源の力というものが存在しておって、その根源の力によっていっさいが動いておるのだろうと。


 

 

 

『松下幸之助の昭和史』

松下幸之助はいかにして経営の神様と呼ばれるようになったのか。その神話と呪縛をひもとく。

立石泰則   文藝春秋  1992/3

 

 

 

 

<水道哲学>

・松下幸之助の経営理念の根幹は、『水道哲学』と呼ばれるものであるが、この哲学が生まれる切っ掛けは、昭和71932)年3月上旬、取引先の主人から入信を勧められていた彼が天理教の本部を初めて訪れ、そこで一心不乱に働く信者たちの姿に感銘したことである。

 とりわけ、経営者として幸之助は、天理教が製材所を直営して教祖殿をはじめ本部所属の建物などの製材を生産している事実に驚きの声を上げた。規模からして大きな製材会社にも劣らない設備と陣容だったからだ。さすがに、宗教の力は偉大だと彼を感無量にさせた。

 

・そして、松下幸之助は聖なる経営は『水道の水』であるという結論に辿り着く。

つまり、加工された水は価値がある。価値あるものを盗めば泥棒であるが、道にある水道の水を黙って飲んでも誰も咎めない。それは量が非常に豊富であるために、許される行為なのだと幸之助は考える。

そこで「生産者の使命は貴重なる生活物資を、水道の水のごとく無尽蔵たらしめることである。いかに貴重なるものでも量を多くして、無代に等しい価格を持って提供することにある」という水道哲学に至るのである。

 

・さらに、松下幸之助は松下の会社員がその達成の責任を負っていると考えた。昭和755日、彼は大阪中央電気倶楽部の講堂に全社員を集めて、松下電器の究極の使命と目的を発表すると同時に、その達成のため以降250年間にわたる指導具体案を提示する。すべての物資を生産につぐ生産によって水道の水のように廉価で無尽蔵なものにして、250年後には楽土の建設を達成しようというものだ。

 

<宇宙根源の力の働き>

・「まだ30数年前、PHP研究所を始めました時に、PHPの骨子はどこにあるのかということを考えてまいりました。その結果、この宇宙、万物はまことに整然と寸分の間違いもなく、無限の過去から未来への将来にわたって宇宙の存在が続いていくわけです。

そういうようなことを考えてまいりました結果、宇宙の尊厳と大昔からの諸現象はどこにあるのかということを考えまして、これは宇宙根源の力の働きだと。宇宙の根源の力というものが存在しておって、その根源の力によっていっさいが動いておるのだろうと。

 

・その動きはいわゆる生成発展の姿をとって、一分の狂いもなく動いていると。これが今までは、神の力であると申し伝わって、それなりに大きな習性となって今日まで我々人間は働いてまいりました。

 

・そのことに従いまして、これは人間の知恵、力によって判断をつけた。しかし、それよりも、人間がたたえる神の観念のこのいっさいがすべて存在して活動しているということは、そこには宇宙の根源的な力が存在していると思われる。その力によって、いっさいが人間となって働き、あるいは存在となって存在し、いっさいの運航は根源の力によって、天地千別となって運行しているのである。

 それで、いっさいすべてを、宇宙根源の力ということで解釈していくことが正しくないかということで、爾来、PHP研究の根底は宇宙根源の力にあるんだと考えてまいりました。

 

<松下電器全従業員先祖代々の霊>

・『大観堂』と呼ばれる社で、中に入ると黒光りした巨大な祭壇が飾られている。その中央には「修善奉行 諸悪莫作 奉菩提心、集和合祈 松下幸之助」と書かれた札が掲げられ、左隅に「松下電器全従業員先祖代々の霊」と書かれた位牌が安置されている。その位牌の隣には、物故社員の過去帳がうずたかく積まれ、赤地に金糸、銀糸を織り込んだ緞子のものもあれば、真新しいものもある。もちろん、ここには松下家先祖代々の霊、幸之助の両親の霊と書かれた位牌も同じように安置されている。

 

・そして、本尊の延命地蔵大菩薩、胎蔵界大日如来、弁財天女、観世音菩薩、稲荷大明神、不動明王、白龍大明神などなど様々な神仏が所狭しと並べられている。神様はこれだけではない。大観堂を松下の守護神の本山とするなら、関連会社を含む全国百以上の事業場には、白龍大明神をはじめ青龍、黄龍、赤龍、黒龍の五つの大明神と善女龍王、下天龍王を合わせた七つの守護神のうちいずれかが祭られている。そして、事業場と呼ばれるどの現場でも毎月一度、幹部出席のもと守護神を拝む月例祭が行われているのだ。

 

・さらに、毎年秋に行われる全国各地から選抜されたオール松下の大運動会では、オリンピックの聖火リレーよろしく、社員の手で会場までこの大観堂で点火された火を運ぶというセレモニーが催される。

 この神々のデパート、『大観堂』の名の由来は、戦前から松下幸之助に仕えた加藤大観という真言宗・醍醐寺で修行した僧侶の恩に報いるために社を建立した際、名前の大観をとって付けられたものである。

 

<天地自然の理>

・その大観堂と根源社の祭り方を比べると、幸之助の宗教に対する考えが、今なお変わらずに続いていることがよく分かる。つまりPHP研究を再開した当初、『提言組織図』として示した「天地自然の理」と、「釈迦、キリスト、孔子、ソクラテス、聖徳太子、其の他の先哲諸聖」との関係と全く同じなのである。神々に君臨する宇宙根源の力、そして用途に応じて存在するそれぞれの神々。根源社と大観堂の序列関係こそが、経営者・松下幸之助にとってのあるべき宗教観なのだ。

 

PHP研究であれ、水道哲学であれ、そこには経営というフィルターを通して全てを見つめようとする松下幸之助の姿があった。

 



私が思うこと、聞いたこと、考えること

・「天地自然の理」を頂点とする松下幸之助の宗教観は私たち一般人には容易に分かりませんが、ある意味では宗教的でもあったといえるのでしょうか。日本の社会には多くの宗教団体や宗教法人がありますが、精神的なものを求めるのは現代人でも当然のことでしょうか。物質文明の発達したアメリカでもキリスト教会や宗教の活動が盛んで、アメリカ人は、信仰心が非常に強いという指摘もあるようです。松下幸之助は神からインスピレーションでも得ていたのでしょうか。3度の経営危機を乗り越えて、町工場から大企業になった松下電器の創業者としての道は平坦ではなかったようです。

 

・実業家として大成した松下幸之助も精神的なもの宗教的なものに関心が移っていったようです。また松下政経塾を作り「新党」の設立にも動いていたのも良く知られていたことです。松下幸之助も政治が最も重要であるという考えに変わっていったのでしょう。「日本の政治の現状を見て、何とか政治を変えたい」「日本を変えるためには政治を変えなければならない」という願望が松下幸之助にはあったようです。松下幸之助は政治の面での後継者作りに成功したともいえるでしょう。松下政経塾の卒塾者は連綿と続き、松下幸之助の意志を受け継ぐことでしょう。松下幸之助に関する本も多く、全貌を理解するのは私たち一般人には無理のようです。

 

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「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか!?」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

 

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